Claude API料金一覧【2026年11月】全モデル単価と円換算・計算方法

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Claude APIは月額基本料のない完全従量課金です。主力モデルのOpus 5.5は入力$4/出力$20(100万トークンあたり)。この記事では全モデルの単価、円換算の目安、費用の計算方法、コストを下げる公式機能をまとめています。

最終更新: 2026年11月2日(料金は毎月確認して更新しています)

Claude API 全モデル料金一覧表(2026年11月時点)

2026年11月2日時点で、Anthropic公式の料金ページ(platform.claude.com/docs)に載っている現行モデルの料金です。単価はすべて100万トークン(MTok)あたりの米ドルです。円換算は$1=約157.5円(2026年11月2日時点)で計算した目安で、為替によって変わります。

モデル 入力($/MTok) 出力($/MTok) 円換算目安(入力/出力) キャッシュ読み出し($/MTok)
Claude Fable 5.1 $10 $50 約1,575円/約7,875円 $0.25
Claude Fable 5 $10 $50 約1,575円/約7,875円 $1
Claude Opus 5.5 $4 $20 約630円/約3,150円 $0.20
Claude Opus 5 $5 $25 約788円/約3,938円 $0.50
Claude Opus 4.8 / 4.7 / 4.6 / 4.5 $5 $25 約788円/約3,938円 $0.50
Claude Sonnet 5.5 $2 $10 約315円/約1,575円 $0.10
Claude Sonnet 5 $2 $10 約315円/約1,575円 $0.20
Claude Sonnet 4.6 / 4.5 $3 $15 約473円/約2,363円 $0.30
Claude Haiku 5.5(プロンプト10万トークン以下) $0.10 $0.50 約16円/約79円 $0.01
Claude Haiku 5.5(プロンプト10万トークン超) $0.50 $2.50 約79円/約394円 $0.05
Claude Haiku 4.5 $1 $5 約158円/約788円 $0.10

表の見方のポイントは3つです。

  • Opus 5.5が既定の主力モデルです。前の世代のOpus 5($5/$25)より安くなっています。
  • Haiku 5.5は2段階の料金です。プロンプトが10万トークン以下か超かはリクエストごとに判定されます。10万トークンを超えたリクエストには$0.50/$2.50が適用されます。
  • Claude 4.6以降のモデル(Haiku 5.5を除く)は、100万トークンの長文コンテキストを標準料金のまま使えます。長いプロンプトでも割増料金はかかりません。

Opus 4.1以前などリタイア済みのモデルの料金は、後半の「料金改定の履歴」にまとめています。

Claude APIの料金の仕組み

トークンとは

Claude APIの料金は「トークン」の数で決まります。トークンはモデルがテキストを処理するときの最小単位です。文字数や単語数とは一致しません。同じ文章でも、何トークンになるかはモデルのトークナイザ(文章をトークンに分ける仕組み)によって変わります。

特に注意したいのは、Claude 4.7以降のモデルは新しいトークナイザを使っている点です。公式の説明では、同じテキストでも旧モデルより約30%多くトークンが生成されます。性能向上とのトレードオフです。単価が同じでも、モデルを替えるとトークン数が変わり請求額も変わるので、乗り換える前に実際のプロンプトで計測しておくと安心です。

入力トークンと出力トークンの違い

  • 入力トークン: APIに送るもの全部です。システムプロンプト、会話履歴、ユーザーの質問、添付した資料のテキストなどが含まれます。
  • 出力トークン: Claudeが生成して返す回答です。

どのモデルも出力の単価は入力の5倍です(例: Opus 5.5は入力$4・出力$20)。長い文章を書かせる使い方では出力が費用の中心になり、長い資料を読ませて短く答えさせる使い方では入力が中心になります。

料金の計算式

1回のリクエストの費用は、次の式で計算できます。

費用($)= 入力トークン数 ÷ 1,000,000 × 入力単価 + 出力トークン数 ÷ 1,000,000 × 出力単価

円で見積もるときは、この結果に為替レート(この記事では$1=約157.5円)を掛けます。Anthropicへの支払いはドル建てなので、実際の円の支払額は決済日の為替やカード会社の手数料で変わります。日本の顧客には消費税10%も別途かかります(FAQで説明します)。

Claude APIの費用の計算例

上の計算式に公式の単価を当てはめた計算例です。トークン数は説明用に決めた仮の値です。

例1: Opus 5.5で資料を要約する(1回)

入力10,000トークン+出力2,000トークンをOpus 5.5に送る場合です。

  • 入力: 10,000 ÷ 1,000,000 × $4 = $0.04
  • 出力: 2,000 ÷ 1,000,000 × $20 = $0.04
  • 合計: $0.08(約13円)

例2: Sonnet 5.5で社内問い合わせボットを動かす(月3万件)

1件あたり入力2,000トークン+出力500トークンを、月に30,000件処理する場合です。

  • 1件の入力: 2,000 ÷ 1,000,000 × $2 = $0.004
  • 1件の出力: 500 ÷ 1,000,000 × $10 = $0.005
  • 1件の合計: $0.009
  • 月額: $0.009 × 30,000件 = $270(約42,525円)

例3: Haiku 5.5で問い合わせを分類する(10万件)

1件あたり入力1,000トークン+出力100トークンを100,000件処理する場合です。プロンプトは10万トークン以下なので、安いほうの単価($0.10/$0.50)が適用されます。

  • 1件の入力: 1,000 ÷ 1,000,000 × $0.10 = $0.0001
  • 1件の出力: 100 ÷ 1,000,000 × $0.50 = $0.00005
  • 1件の合計: $0.00015
  • 合計: $0.00015 × 100,000件 = $15(約2,363円)

営業やマーケの実務でよくある「大量のテキストを分類・タグ付けする」「定型の文面を作る」といった作業では、モデルの選び方だけで費用が大きく変わることがわかります。

Claude APIのコストを下げる3つの公式機能

1. プロンプトキャッシュ

同じシステムプロンプトや参照資料を何度も送る場合は、プロンプトキャッシュが効きます。一度キャッシュに書き込んだ部分は、次から安い「読み出し」単価で請求されます。

  • キャッシュ書き込み(5分): 通常の入力単価の1.25倍
  • キャッシュ書き込み(1時間): 通常の入力単価の2倍
  • キャッシュ読み出し: 標準は入力単価の0.1倍。Opus 5.5とSonnet 5.5は0.05倍、Fable 5.1は0.025倍

計算例として、50,000トークンの共通プロンプトをOpus 5.5に10回送る場合を比べます(入力部分だけの計算で、5分キャッシュを使います)。

  • キャッシュなし: 50,000 ÷ 1,000,000 × $4 = $0.20/回 × 10回 = $2.00
  • キャッシュあり: 1回目の書き込みが 50,000 ÷ 1,000,000 × $5($4の1.25倍)= $0.25。2〜10回目の読み出しが 50,000 ÷ 1,000,000 × $0.20 = $0.01/回 × 9回 = $0.09。合計 $0.34

同じプロンプトを繰り返し使うほど差が大きくなります。

2. Batch API(入力・出力とも50%割引)

すぐに結果が要らない処理は、Batch APIで非同期に送ると入力・出力とも50%割引になります。たとえばOpus 5.5は$2/$10、Fable 5.1は$5/$25です。例1の要約をBatch APIで処理すると、$0.02+$0.02=$0.04(約6円)です。過去の商談メモをまとめて要約する、記事を一括でタグ付けする、といった夜間のバッチ処理に向いています。

3. 用途に合わせてモデルを使い分ける

いちばん効くのは、全部を最上位モデルで処理しないことです。難しい推論や文章の品質が大事な処理はOpus 5.5、量の多い定型処理はSonnet 5.5やHaiku 5.5、というように振り分けます。例2の問い合わせボットをOpus 5.5で動かすと、1件$0.008+$0.01=$0.018で、Sonnet 5.5のちょうど2倍になります。

Claude APIのモデルの選び方

用途 おすすめモデル 理由
迷ったらまずこれ・品質重視の汎用処理 Opus 5.5 既定の主力モデル。前の世代のOpusより単価が安い
速度とコストのバランス Sonnet 5.5 Opus 5.5の半額($2/$10)。キャッシュ読み出しも0.05倍
大量の分類・抽出・定型処理 Haiku 5.5 10万トークン以下のプロンプトなら$0.10/$0.50
最高性能が必要な難しいタスク Fable 5.1 最上位モデル。$10/$50

おすすめの進め方は、まずOpus 5.5で品質の基準を作り、同じ品質が出る処理だけSonnet 5.5やHaiku 5.5に移すやり方です。最初から安いモデルで組むと、精度が足りないのかプロンプトが悪いのかの切り分けが難しくなります。

開発作業でClaudeを使う場合の費用は、Claude Codeの料金の記事で詳しく解説しています。

サブスクリプション(Pro/Max)とClaude APIの違い

ClaudeにはWebやアプリで使うサブスクリプションと、プログラムから呼び出すAPIの2つの料金体系があります。別々の契約です。

項目 サブスクリプション(Pro/Max/Ultra) Claude API
課金方式 月額定額 完全従量課金(トークン単位)
主な使い方 チャット画面やアプリで対話する 自社のシステムやツールに組み込む
向いている人 個人で日々の業務に使う人 自動化・システム化したい人や開発者

上位プランにはAPIクレジットが付いてくる点も知っておきましょう。claude.com/pricingによると、Max($100/月)にはAPIクレジット$100/月、Ultra($200/月)には$200/月が付きます。チャットで毎日使いながらAPIでも検証したい人は、Max以上を選ぶとAPI費用をクレジットでまかなえる場合があります。

選び方の目安はこうです。

  • 人が画面で使うのが中心 → サブスクリプション
  • 処理を自動化したい・業務システムに組み込みたい → API
  • 両方使う → APIクレジット付きのMax/Ultraを検討

サブスクリプション各プランの料金と機能はClaudeの料金プラン(サブスク)で比較しています。ほかのAIツールとの比較はAIツールまとめをご覧ください。

Claude API 料金改定の履歴

  • Opus 4.1以前(リタイア済み): $15/$75
    当時のOpusの料金です。現行のOpus 5.5($4/$20)は、入力・出力とも3分の1以下になっています。
  • 2026年4月1日: 日本の顧客への消費税10%の適用開始
    これ以降、日本の顧客には料金とは別に消費税10%がかかります。
  • Sonnet 5: 導入価格の恒久化
    Sonnet 5は$2/$10の導入価格で始まり、2026年9月1日に$3/$15へ値上げされる予定でした。公式の脚注によると、この値上げは撤回され、$2/$10が続いています。
  • Opus 5.5: $4/$20で登場
    Opus 5($5/$25)より安い価格設定です。

このようにClaude APIの料金は改定されることがあります。この記事は毎月公式ページを確認して更新しています。

Claude API料金のよくある質問

Q1. Claude APIに無料枠はありますか?

現在の無料枠の有無は公式で要確認です。条件が変わることがあるため、この記事では断定していません。契約前にplatform.claude.comの最新情報を確認してください。

Q2. 支払い方法は?

Claude Console(platform.claude.com)で組織を作り、支払い情報を登録して使います。使えるカードなどの支払い手段や請求の流れは、Consoleの請求設定画面か公式ドキュメントで確認してください。支払いは米ドル建てなので、円での請求額は為替で変わります。

Q3. レート制限はありますか?

あります。1分あたりのリクエスト数やトークン数に、組織ごとの上限があります。具体的な上限は利用状況によって違うので、自分の組織の値はClaude Consoleと公式のレート制限ドキュメントで確認してください。上限に達するとエラーが返るため、本番で使うときはリトライ処理を入れておくのが基本です。

Q4. 日本の消費税はかかりますか?

かかります。2026年4月1日から、日本の顧客には消費税10%が別途請求されています。Anthropicは適格請求書発行事業者(登録番号T7700150134388)なので、インボイス制度での仕入税額控除にも対応しています。法人や個人事業主が経費にするときは、請求書をきちんと保管しておきましょう。

Q5. 最低利用額や月額基本料はありますか?

Claude APIは完全従量課金で、月額の基本料金はありません。使った分のトークン料金だけを払います。クレジットを購入するときの最低金額などの条件は公式で要確認です。

まとめ: Claude APIはOpus 5.5を基準に、使い分けとキャッシュで最適化

  • Claude APIは完全従量課金。主力のOpus 5.5は入力$4/出力$20(100万トークンあたり)
  • 費用は「入力トークン数 × 入力単価 + 出力トークン数 × 出力単価」で計算。出力の単価は入力の5倍
  • コストを下げる3つの方法はプロンプトキャッシュ(読み出しはOpus 5.5/Sonnet 5.5で0.05倍)、Batch API(入出力とも50%割引)、モデルの使い分け
  • チャットでも使うなら、APIクレジットが付くMax/Ultraも選択肢
  • 日本の顧客には2026年4月1日から消費税10%が別途かかる

※この記事の料金は2026年11月2日時点のAnthropic公式情報にもとづいています。円換算は$1=約157.5円で計算した目安で、為替によって変わります。正確な最新料金は、必ずplatform.claude.comの公式料金ページで確認してください。

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