イルシルの料金は「フリー(0円)/パーソナル(1,848円/月・税込)/パーソナルプラス(66,000円/年・税込/年間契約のみ)/法人(応相談)」の4プラン構成です。プランを分けている実質的な軸は価格ではなく、AIデザイン生成の枚数上限・PDF/PowerPoint出力の可否・メンバー招待やライブラリなどの共有機能の3つです。
イルシル公式サイトは2026年9月3日にリニューアルされ、トップページのプラン表に表示される価格が「パーソナル1,848円/月」と「パーソナルプラス66,000円/年(月あたり5,500円)」のみになりました。半年契約・年間契約の価格は、現在は公式ヘルプサイト「プランごとの料金・機能」に掲載されています。
この記事の数値はすべてイルシル公式サイトと上記公式ヘルプサイトを2026年9月9日に直接確認した一次情報です。料金は改定される場合があるため、申込前には必ず公式の最新表示をご確認ください。
イルシル料金プラン早見表【2026年9月9日 公式確認】
結論から言うと、資料をPDFやPowerPointで納品する必要がある時点で、選択肢はパーソナル以上に絞られます。フリープランは外部データ出力に対応していないためです。
| プラン | 料金(税込) | AIデザイン生成 | 資料数 | おまかせ生成の入力文字数 | 外部データ出力 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 3枚/月 | 3個まで | 10,000文字 | × | 生成品質の下見 |
| パーソナル | 月契約 1,848円/人 半年契約 9,900円/人 年間契約 17,160円/人 |
40枚/月 | 無制限 | 10,000文字 | PDF・PowerPoint | 個人・副業の実務 |
| パーソナルプラス | 66,000円/人 (年間契約のみ・月あたり5,500円) |
200枚/月 (1人あたり) |
無制限 | 50,000文字 | PDF・PowerPoint | 少人数チーム制作 |
| 法人 | 応相談 | 500枚/月 (1人あたり) |
無制限 | 50,000文字 | PDF・PowerPoint | 全社導入・統制 |
パーソナルには月契約のほかに半年契約・年間契約が用意されています。公式ヘルプサイトの料金表では半年契約=9,900円/人(10%OFF)、年間契約=17,160円/人(20%OFF)と表示されています(いずれも税込・期間総額)。月あたりに割り戻すと半年契約は1,650円/月、年間契約は1,430円/月に相当します(当サイトによる換算値で、公式が月額として表示している数字ではありません)。
ここは誤解が起きやすいポイントです。2026年9月9日時点の公式トップページのプラン表に出ているのは「パーソナル1,848円/月」だけで、9,900円・17,160円という金額はトップページには載っていません。半年・年間の価格を確認したい場合は、公式ヘルプサイトの「プランごとの料金・機能」か、申込画面(ワークスペース設定の契約期間の切替)を見る必要があります。
パーソナルプラスは年間契約のみの提供で、公式ヘルプのよくある質問でも「パーソナルPlusは年間契約のみのご提供となります」と明記されています。月契約で試すことはできません。
▼ まずはイルシルの生成品質を自分の資料テーマで確かめる
日本語特化テンプレート3,000種類以上・PowerPoint出力対応。料金プランの詳細と無料トライアルの最新条件は公式サイトで確認できます。
無料トライアルは「年間プランの新規申込」限定|自動で有料へ移行する点に注意
イルシルの無料トライアルには、対象プランと自動課金という2つの重要な条件があります。公式サイトのよくある質問には、2026年9月9日時点で次のように記載されています。
パーソナル/パーソナルプラスの年間プラン(1年)を新規でお申し込みいただく場合に限り、3日間の無料トライアルをご利用いただけます。1ヶ月・6ヶ月のプランには付きません。トライアル期間の終了後は自動的に有料プランへ移行しますので、継続されない場合は期間内に解約をお願いします。
ここから確定できる条件を整理します。
- 期間は3日間。月単位ではありません。
- 対象はパーソナル/パーソナルプラスの年間プラン(1年)の新規申込のみ。1ヶ月契約・6ヶ月契約を選ぶとトライアルは付きません。
- 3日を過ぎると自動的に有料プランへ移行します。継続しない場合は、期間内に解約(サブスクリプションの自動更新停止)の手続きが必要です。
公式ヘルプサイトのよくある質問でも「トライアル期間内にサブスクリプション自動更新の停止をおこなっていただくことで、継続的な課金の発生はございません。トライアル終了日時(次回更新日時)までに停止手続きが行われなかった場合、自動で請求が発生いたします」と案内されています。手続きを忘れると年間契約分の請求が発生する設計なので、試すつもりで申し込む場合は、申込と同時に3日後のリマインダーを入れておくのが安全です。
実務上の意味合いは明確です。「まず無料で試したい」だけなら、トライアルではなくフリープラン(0円)を使うほうがリスクがありません。トライアルは「年間契約を前提に、最終確認として3日間だけ有料機能を触る」ための枠だと捉えるのが実態に合っています。適用条件は変更される場合があるため、申込画面の表示も必ず確認してください。
4プランの機能差を1枚で比較(公式プラン表ベース)
価格差の正体は「枚数・出力」+「チーム機能」です。公式トップページのプラン一覧表と、公式ヘルプサイトの機能比較表に掲載されている項目をそのまま整理すると、次のようになります。
| 項目 | フリー | パーソナル | パーソナルプラス | 法人 |
|---|---|---|---|---|
| 料金(税込) | 0円 | 1,848円/人(月契約) | 66,000円/人(年間契約) | 応相談 |
| AIデザイン生成の利用可能枚数 | 3枚/月 | 40枚/月 | 200枚/月(1人あたり) | 500枚/月(1人あたり) |
| かんたんレポート生成 | 3枚/月 | 10枚/月 | 100枚/月(1人あたり) | 200枚/月(1人あたり) |
| 作成可能な資料数 | 3個まで | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| おまかせ生成で入力可能な文字数 | 10,000文字 | 10,000文字 | 50,000文字 | 50,000文字 |
| AIデザイン生成(おまかせ生成) | × | ○ | ○ | ○ |
| 外部データ出力 | × | PDF・PowerPoint | PDF・PowerPoint | PDF・PowerPoint |
| PDF・画像の参照機能 | × | ○ | ○ | ○ |
| メンバー招待 | × | × | ○ | ○ |
| ライブラリ機能 | × | × | ○ | ○ |
| フォルダごとの権限設定 | × | × | ○ | ○ |
| 自社テンプレート登録 | × | × | × | ○(別途費用) |
| IPアドレス制限 | × | × | × | ○ |
| シングルサインオン(Google・Microsoft) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 営業担当のサポート | × | × | × | ○ |
| セキュリティ情報の開示 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 公開 |
| 支払い方法 | — | クレジットカードのみ | クレジットカードのみ | 請求書払い・カード |
2026年9月時点の公式表記で、以前と大きく変わったのが「入力文字数」です。おまかせ生成で入力できる文字数は、公式ヘルプの機能比較表ではフリー・パーソナルがいずれも10,000文字、パーソナルプラスと法人が50,000文字と記載されています。パーソナルとフリーの間に入力文字数の差はありません。なお、フリープランは「AIデザイン生成(おまかせ生成)」自体が×と記載されているため、この文字数枠を実際に使えるのはパーソナル以上と読むのが自然です。
もう一点見落とされやすいのが「作成可能な資料数」です。フリーのみ3個までという上限があり、パーソナル以上はすべて無制限になります。過去に作った資料をアーカイブとして残しながら新規案件に取りかかりたい場合、この差は運用負荷に直結します。フリーで4本目を作るには既存の資料を消す必要があるためです。
この表で注目すべきは、「メンバー招待」と「ライブラリ機能」がパーソナルでは使えない点です。つまりパーソナルは完全に個人利用向けで、複数人で同じ素材を共有しながら作る運用はパーソナルプラス以上が前提になります。
1枚あたりの単価に直すと違いはさらに明快です。パーソナル月契約は1,848円÷40枚=約46円/枚、年間契約は月あたり1,430円÷40枚=約36円/枚、パーソナルプラスは月あたり5,500円÷200枚=27.5円/枚。使う枚数が多いほど上位プランの単価効率が良くなる、標準的な設計です。
各プランの中身と「誰向けか」
フリー(0円):品質を見極めるための下見枠
AIデザイン生成3枚/月・かんたんレポート生成3枚/月・資料3個まで。外部データ出力が非対応なので、作った資料を手元に落として納品・配布することはできません。位置づけは「イルシルの生成結果が自分の題材で使い物になるか」を判定するための下見枠です。具体的な操作手順はイルシルの使い方ガイドで解説しています。
パーソナル(1,848円/月):副業・個人実務の標準解
40枚/月・おまかせ生成の入力10,000文字・PDF/PowerPoint出力対応。BtoBの提案資料は1本あたり15〜25枚程度に収まることが多く、月2〜3本の制作なら40枚枠でおおむね回ります。個人で資料制作を請け負う人、社内で自分の提案資料だけ作る人にとっての標準解がここです。実際の使用感はイルシルの評判・レビュー記事にまとめています。
パーソナルプラス(66,000円/年・年間契約):枚数と共有が要るなら
200枚/月(1人あたり)・おまかせ生成の入力50,000文字に加え、メンバー招待とライブラリ機能、フォルダごとの権限設定が解禁されます。入力上限が10,000文字から50,000文字へ5倍に広がるのが実務上は大きく、議事録や既存資料のテキストをまとめて投入して構成を作らせる使い方が現実的になります。ただし年間契約のみの提供で、月単位で様子を見ることはできません。
法人(応相談):1人あたり500枚/月と統制機能
1人あたり500枚/月・おまかせ生成の入力50,000文字に、営業担当のサポート、自社テンプレート登録(別途費用)、IPアドレス制限、セキュリティ情報の開示が加わります。料金は公開されておらず、人数・利用量に応じた個別見積です。請求書払い(銀行振込)に対応するのも法人プランのみで、情報システム部門の審査が入る全社導入はこのプランが前提になります。
月契約・半年契約・年間契約の差額と損益分岐
10ヶ月以上使う見込みがあるなら、年間契約が計算上は必ず得になります。公式ヘルプサイトの料金表の数字だけで検証できます。
| 契約期間 | 公式表示(税込) | 12ヶ月使った場合の総額 | 月契約との差 | 3日間トライアル |
|---|---|---|---|---|
| 月契約 | 1,848円/人 | 22,176円 | — | 対象外 |
| 半年契約 | 9,900円/人(10%OFF) | 19,800円 | −2,376円 | 対象外 |
| 年間契約 | 17,160円/人(20%OFF) | 17,160円 | −5,016円 | 対象(新規申込のみ) |
損益分岐の計算式:年間契約17,160円 ÷ 月契約1,848円 = 約9.29ヶ月分。したがって月契約で9ヶ月使うと16,632円(年間契約より安い)、10ヶ月使うと18,480円(年間契約より高い)。継続が10ヶ月を超えるなら年間契約、それ未満なら月契約が分岐点です。
半年契約も同様に、9,900円 ÷ 1,848円 = 約5.36ヶ月分。6ヶ月間使い切る前提なら月契約より1,188円安くなります。「1年契約は不安だが半年は確実に使う」というケースの中間解として機能します。
ここに前章のトライアル条件が効いてきます。3日間の無料トライアルが付くのは年間プランの新規申込だけなので、「まず試してから決めたい」という動機で月契約や半年契約を選ぶと、トライアルなしでいきなり課金が始まります。逆に年間契約は最も割安でトライアルも付く一方、3日で解約しなければ自動的に1年分の有料契約へ移行します。
判断の実務的な目安はシンプルで、受注が読めない立ち上げ期はフリープランで生成品質を確認し、案件が定常化してから年間契約に切り替えるのが安全です。年間契約は支払い済み期間の途中解約が前提にならないため、稼働の見通しが立つまでは無理に長期契約へ寄せないほうが機会損失は小さくなります。契約期間の切替はホーム画面のワークスペース設定から行えるため、月契約で始めて後から年間契約に移す運用も可能です。
無料プランでできること・できないこと
フリープランは「試用」には十分ですが、「納品」には使えません。公式のプラン表から確定できる範囲で切り分けます。
できること
- AIによるスライド生成を月3枚まで実行し、日本語テンプレートの仕上がりを確認する
- かんたんレポート生成を月3枚まで試す
- 資料を3個まで作成し、エディタ上での編集操作を一通り試す
- Google・Microsoftアカウントでのシングルサインオンを利用する
できないこと
- PDF・PowerPointへの外部データ出力(プラン表で非対応。手元にファイルとして残せない)
- PDF・画像の参照機能(既存資料を読み込ませる使い方ができない)
- AIデザイン生成の「おまかせ生成」(公式ヘルプの機能比較表で×)
- メンバー招待・ライブラリ機能(共同編集や素材共有ができない)
- 4個目以降の資料作成、月4枚目以降のAIデザイン生成
この制約構造から言えるのは、フリープランの用途は「品質判定」の一点に絞られるということです。月3枚では1本の提案資料すら完成しないため、業務利用の可否を測る目的なら、無料枠で生成の精度だけ確認し、実制作はパーソナル以降で行う流れが現実的です。それでも、課金が自動で始まらないという意味では、3日間トライアルより先に触るべきはフリープランです。
なお、イルシルで作成した資料の商用利用について、公式サイトのよくある質問では「商用利用できます。ただし、イルシルのイラストやテンプレート等をそのまま配布・販売することは禁止しています」と明記されています(2026年9月9日確認)。クライアント納品用の資料制作そのものは、プランを問わず問題ありません。
有料プランに上げるべきタイミングの判断基準
判断は「出力が要るか」→「40枚で足りるか」→「共有が要るか」の3段階で機械的に決まります。
| 確認する条件 | Yesなら |
|---|---|
| PDFまたはPowerPointで書き出す必要がある | パーソナル以上が必須(フリーは出力非対応) |
| AIデザイン生成が月40枚を超える | パーソナルプラス(200枚/月) |
| おまかせ生成に投入したい元テキストが10,000文字を超える | パーソナルプラス(50,000文字) |
| 複数人で素材やテンプレを共有したい | パーソナルプラス以上(招待・ライブラリ) |
| 自社テンプレート登録・IP制限・セキュリティ審査対応が要る | 法人(テンプレート登録は別途費用) |
| 請求書払い(銀行振込)で決済したい | 法人(個人向けはカードのみ) |
枚数の見積もり方は単純です。1本の提案資料に必要なスライド枚数 × 月の制作本数 × 作り直し係数で概算します。たとえば20枚の資料を月2本、修正で1.5倍作り直すなら 20×2×1.5=60枚となり、この時点でパーソナルの40枚枠を超えるためパーソナルプラスが候補に入ります。逆に20枚×月1本×1.5=30枚ならパーソナルで収まります。
注意すべきは、AIデザイン生成の枚数は「完成スライドの枚数」ではなく「生成した回数分の枚数」で消費される点です。1枚のスライドを気に入るまで3回作り直せば、その分だけ枠を使います。上の計算式で作り直し係数を1.5倍に置いているのはこのためで、デザインの当たり外れが多い立ち上げ期は係数を2倍で見積もっておくと枠切れを避けられます。
営業資料を実際に生成したときの枚数感覚はAIで営業資料を作った実録記事、会社紹介資料のケースは会社紹介資料をAIで作る手順の記事で具体的な工程を追えます。自分の案件がどのレンジに入るかを見積もる材料になります。
▼ 自分の制作量がどのプランに収まるか確かめる
プラン別の枚数・文字数上限、契約期間ごとの最新料金、無料トライアルの適用条件はすべて公式サイトに掲載されています。
BtoB副業での費用回収目安【前提付きの計算式】
結論:資料制作を有償で1本受注できれば、年間のツール費用は回収できる水準です。以下はあくまで前提を置いた試算であり、実績値の保証ではありません。
前提:資料制作案件の単価を30,000円/本、自分の時間価値を3,000円/時とする。プランはパーソナル年間契約(17,160円/年)。
- 案件単価ベース:17,160円 ÷ 30,000円 = 0.57本。年に1本受注できれば費用は回収できる計算になります。
- 時間価値ベース:17,160円 ÷ 3,000円/時 = 5.72時間。年間で約5.7時間の作業短縮ができれば損益は釣り合います。資料1本あたり2時間短縮できる前提なら、年3本の制作で到達します。
- 月契約の場合:1,848円/月 ÷ 3,000円/時 = 0.62時間。月に約37分の短縮で釣り合う水準です。
パーソナルプラス(66,000円/人・年間契約)で同じ計算をすると、66,000円 ÷ 30,000円 = 2.2本。年に3本以上の有償案件があるかが上位プランを正当化できるかの目安になります。単価をどう引き上げるかについては副業で高単価案件を取る方法の記事で整理しています。
法人プランを検討する場合は、見積時に確認すべき項目が価格以外にもあります。1人あたり500枚/月という枠が何人分の契約になるのか、自社テンプレート登録が別途いくらの費用になるのか、この2点は公式サイトに金額が出ていないため見積書で明示してもらう必要があります。
この試算の弱点は「単価30,000円」と「1本あたり2時間短縮」がどちらも仮定である点です。自分の直近の案件単価と実測の制作時間に置き換えて再計算してください。数字を入れ替えれば同じ式がそのまま使えます。
他のAIスライドツールとの料金比較
年額に揃えると、イルシルのパーソナル年間契約はGamma Plusとほぼ同水準です。イルシルの値は2026年9月9日時点、GammaとCanvaの値は2026年8月26日時点の各社公式サイトの表示です。
| ツール/プラン | 公式表示価格 | 年額換算(1人) |
|---|---|---|
| イルシル パーソナル(年間契約) | 17,160円/年(税込) | 17,160円 |
| イルシル パーソナル(月契約) | 1,848円/月(税込) | 22,176円 |
| イルシル パーソナルプラス | 66,000円/年(税込) | 66,000円 |
| Gamma Plus(年払い) | 1,440円/月 | 17,280円 |
| Gamma Pro(年払い) | 2,500円/月 | 30,000円 |
| Canvaプロ(年払い) | 11,800円/年 | 11,800円 |
| Canvaビジネス(年払い) | 18,800円/年 | 18,800円 |
読み取れる構図は3つです。第一に、イルシル パーソナル年間契約17,160円とGamma Plus年払い17,280円は差120円/年で、価格ではほぼ選べません。第二に、最安はCanvaプロの11,800円/年で、イルシル年間契約との差は5,360円/年です。第三に、Gamma・Canvaはいずれも消費の単位が「クレジット」や「AI利用枠」であり、イルシルの「AIデザイン生成◯枚/月」とは課金単位そのものが違うため、単純な枚数比較はできません。
したがって選定基準は価格ではなく用途になります。日本語のBtoB資料でテンプレートの型を優先するならイルシル、英語圏由来の表現やWeb公開まで一気通貫で行うならGamma、汎用デザイン制作の延長でスライドも作るならCanva、という住み分けです。Gammaとの機能差はGamma AIの使い方完全ガイド、他ツールを含む全体像はAIスライド作成ツールの比較記事で扱っています。PowerPoint中心の運用に寄せたい場合はPowerPoint×AIの活用記事も参考になります。
イルシルの料金に関するよくある質問
イルシルは無料で使えますか?
使えます。フリープランは0円で、AIデザイン生成3枚/月・かんたんレポート生成3枚/月・資料3個までが上限です。ただしPDF・PowerPointへの外部データ出力に対応していないため、作った資料をファイルとして納品・配布する用途には使えません。出力が必要なら1,848円/月(税込・月契約)のパーソナル以上が必要です。
年間契約と月契約はどちらが得ですか?
10ヶ月を超えて使うなら年間契約が得です。公式ヘルプサイトの料金表では年間契約17,160円(20%OFF)と表示されており、17,160円 ÷ 月契約1,848円 = 約9.29ヶ月分なので、10ヶ月目に月契約の累計(18,480円)が年間契約の総額を上回ります。半年程度で見直したい場合は半年契約9,900円(10%OFF)が中間解になります。なお3日間の無料トライアルが付くのは年間プランの新規申込のみで、月契約・半年契約は対象外です。
パーソナルとパーソナルプラスの違いは何ですか?
主な差は4点です。AIデザイン生成が40枚/月→200枚/月(1人あたり)、おまかせ生成の入力文字数が10,000文字→50,000文字、さらにパーソナルプラスではメンバー招待とライブラリ機能が使えます。パーソナルプラスは66,000円/人(税込・月あたり5,500円)で、公式ヘルプによると年間契約のみの提供です。
イルシルの無料トライアルの条件は?
公式サイトのよくある質問では「パーソナル/パーソナルプラスの年間プラン(1年)を新規でお申し込みいただく場合に限り、3日間の無料トライアルをご利用いただけます。1ヶ月・6ヶ月のプランには付きません」と明記されています(2026年9月9日確認)。トライアル期間の終了後は自動的に有料プランへ移行するため、継続しない場合は3日以内に解約(サブスクリプションの自動更新停止)が必要です。課金なしで試したいだけならフリープランを使うほうが安全です。
イルシルで作った資料は商用利用できますか?
できます。公式サイトのよくある質問には「商用利用できます。ただし、イルシルのイラストやテンプレート等をそのまま配布・販売することは禁止しています」と記載されています(2026年9月9日確認)。クライアント向けの提案資料や納品資料の制作は問題ありませんが、テンプレート素材自体を再販するような使い方は禁止という切り分けです。
PowerPointに書き出せますか?
パーソナル以上であれば、外部データ出力としてPDF・PowerPoint(PPTX)に対応しています。公式のよくある質問でも「イルシルで作成したスライドをPPTX形式で出力し、PowerPointで編集できます」と案内されています。フリープランは非対応です。
支払い方法は何が使えますか?
公式ヘルプサイトによると、個人向けプラン(パーソナル・パーソナルプラス)はクレジットカード払いのみです。請求書払い(銀行振込)に対応するのは法人プランのみで、領収書の宛名は申込時のメールアドレスが記載され、宛名や書式の指定はできないと明記されています。
解約やプラン変更はどうすればいいですか?
契約内容の変更・停止は、ホーム画面のワークスペース設定から行います。半年契約・年間契約への切替も同じ画面です。具体的な操作手順・返金の可否・年間契約の扱いは規約と公式ヘルプに従う必要があるため、申込前にイルシル利用規約と特定商取引法に基づく表記を確認してください。特にパーソナルプラスは年間契約のみで、月契約とは期間の考え方が異なります。
法人プランの料金はいくらですか?
公開されていません。公式のプラン一覧では法人プランの料金は「応相談」と表示され、問い合わせフォームからの個別見積となります。仕様面ではAIデザイン生成が1人あたり500枚/月、おまかせ生成の入力が50,000文字と明示されており、自社テンプレート登録は別途費用が発生します。
対応ブラウザに制限はありますか?
あります。公式のよくある質問では「Google Chrome、Microsoft Edgeに対応しています。Safariは現在対応していません」と明記されています(2026年9月9日確認)。Macで使う場合はChromeまたはEdgeを用意してください。
まとめ|イルシル料金プランの選び方
2026年9月9日時点の公式値を踏まえた選び方は、次の4行に集約できます。
- フリー(0円):生成品質の下見専用。外部データ出力に非対応なので納品用途には使えない
- パーソナル(月契約1,848円/半年契約9,900円/年間契約17,160円・税込):個人・副業の標準解。40枚/月・おまかせ生成10,000文字・PDF/PPTX出力。10ヶ月以上使うなら年間契約に切り替える
- パーソナルプラス(66,000円/人・税込/年間契約のみ):月41枚以上の生成、10,000文字を超える入力、メンバー招待やライブラリ共有が必要になった時点で移行
- 法人(応相談):1人あたり500枚/月と統制機能、請求書払いが要る全社導入向け。料金は個別見積
副業や個人実務でBtoB資料を作る前提なら、判断はほぼ機械的です。出力が必要な時点でパーソナル以上が確定し、月40枚を超えるかどうかでパーソナルプラスに上がる。この2つの分岐さえ押さえておけば、プラン選びで迷う余地はほとんどありません。
最後にもう一度、金銭面で最も注意すべき点を繰り返します。3日間の無料トライアルは年間プランの新規申込にのみ付き、期間終了後は自動的に有料プランへ移行します。「無料で試すだけ」のつもりなら、トライアルではなくフリープランから入ってください。
料金は改定される可能性があるため、契約前には必ず公式サイトの最新表示を確認してください。実際の使用感や生成品質についてはイルシルの評判・レビュー記事、操作手順は使い方ガイドに詳しくまとめています。
▼ イルシルの最新料金と無料トライアルの条件を公式サイトで確認する
プラン別の枚数・文字数上限、契約期間ごとの価格、トライアルの適用条件は公式サイトが一次情報です。本記事の数値は2026年9月9日時点の確認値のため、申込前に最新表示をご確認ください。
※本記事に記載のイルシルの料金・仕様は2026年9月9日に、イルシル公式サイト(https://irusiru.jp/)および公式ヘルプサイト「プランごとの料金・機能」(https://docs.channel.io/irusiruhelp/ja)で確認した値です。Gamma(https://gamma.app/pricing)およびCanva(https://www.canva.com/ja_jp/pricing/)の価格は2026年8月26日時点の確認値です。価格・提供条件は変更される場合があります。

