e-Taxのやり方|副業の確定申告をスマホで提出する手順と必要なもの【2026年版】

副業運営

😅 ドレ

確定申告、今年こそ税務署に行かずに済ませたい。e-Taxってスマホだけでできるの?

🤖 アイ

国税庁の公式案内では、マイナンバーカード読取対応のスマホとマイナンバーカードがあれば、確定申告書等作成コーナーで申告書を作ってそのままe-Taxで送信できるとされています。準備するものと流れを先に押さえておきましょう。

この記事は、副業をしている会社員の方がe-Taxで確定申告書を提出するまでの手順を、国税庁・e-Taxの公式ページで一次確認した内容だけで整理したガイドです。画面の細かな遷移は年分やOSで変わるため、本文では公式マニュアルに記載された流れに沿って説明し、それ以上の細部は「作成コーナーの案内に従う」としています。

※ 本記事の制度・手順は2026年9月28日に国税庁(nta.go.jp/e-tax.nta.go.jp/keisan.nta.go.jp)の公式ページで確認した内容です。2026年9月時点で公開されている最新の申告特集は「令和7年分(2026年2〜3月提出分)」のため、手順は令和7年分の公式情報を基準にしています。令和8年分(2027年提出分)の変更点は、国税庁の発表後に必ず公式でご確認ください。

この記事の結論(2026年9月28日 公式確認)

  1. 必要なもの:マイナンバーカード/マイナンバーカード読取対応のスマホ(PCの場合はスマホかICカードリーダライタ)/パスワード2種(利用者証明用=数字4桁、署名用=英数字6〜16文字)/「マイナアプリ」のインストール
  2. 方式:これから始める人はマイナンバーカード方式一択。ID・パスワード方式は令和7年10月1日から新規発行停止、令和9年分確定申告からは利用できなくなる予定(国税庁公表)
  3. 流れ:作成コーナーで「作成開始」→ マイナンバーカード読取でログイン → 所得・控除を入力 → 申告内容を確認 → e-Tax送信 → 控え(PDF)と入力データを保存
  4. 副業の人の注意点:住民税の徴収方法は「特別徴収」か「自分で納付」を選べる欄がある(給与以外の所得がある場合)。どちらが合うかは制度を理解してから判断
  5. ソフト派:やよい・マネーフォワードなどの確定申告ソフトからもe-Tax送信が可能。帳簿付けから提出まで一続きにしたい人向け
  1. e-Taxとは?書面提出との違い
    1. 書面提出との主な違い(公式で確認できる範囲)
    2. 青色申告の65万円控除とe-Taxの関係
  2. e-Taxの2つの利用方式(マイナンバーカード方式とID・パスワード方式)
  3. e-Taxの事前準備(マイナンバーカード・対応スマホ・パスワード)
    1. 有効期限を必ず確認する
    2. パスワードが合っているか事前にチェックできる
    3. 利用者識別番号は事前取得しなくてよい?
    4. スマートフォンのマイナンバーカード(iPhone・Android)
  4. 確定申告書等作成コーナーからe-Taxで提出する手順
    1. マイナポータル連携で入力を減らす
    2. 副業がある人が入力時に見ておきたい「住民税の徴収方法」
    3. パソコンで提出する場合
  5. 会計ソフトからe-Taxで提出する方法
  6. e-Taxでつまずきやすいポイントと公式の対処法
    1. ① パスワードを忘れた・ロックされた
    2. ② 推奨環境以外で操作している
    3. ③ 送信後に誤りに気づいた
    4. ④ 納付を忘れる
  7. e-Tax申告のスケジュール目安
  8. e-Taxのやり方に関するよくある質問
    1. Q. e-Taxで確定申告するには何が必要ですか?
    2. Q. スマホだけでe-Taxの確定申告は完結しますか?
    3. Q. ID・パスワード方式はまだ使えますか?
    4. Q. iPhoneでもマイナンバーカードをかざさずに申告できますか?
    5. Q. マイナンバーカードのパスワードを忘れたらどうすればいいですか?
    6. Q. e-Taxで送信した後に間違いに気づいたらどうなりますか?
    7. Q. e-Taxで提出すると還付金は早く受け取れますか?
    8. Q. 副業の住民税の徴収方法はe-Taxでも選べますか?
  9. まとめ:申告期の前に「カード・スマホ・パスワード」を確認しておこう
    1. 参考(公式情報)

e-Taxとは?書面提出との違い

e-Tax(国税電子申告・納税システム)は、所得税の確定申告書などをインターネット経由で提出できる国税庁のシステムです。個人の確定申告では、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作成し、そのままe-Taxで送信するのが基本ルートになります。

国税庁の「スマホとマイナンバーカードでe-Tax!」では、確定申告書等作成コーナーについて「画面の案内に沿って金額等を入力するだけで」、所得税の申告書や青色申告決算書・収支内訳書の作成・e-Taxによる送信ができ、「自動計算されるので計算誤りがありません」と案内されています。

書面提出との主な違い(公式で確認できる範囲)

項目 e-Taxで提出 書面で提出
提出場所 自宅などからオンライン送信 税務署へ持参または郵送
還付の処理目安 自宅等からe-Taxで提出された還付申告は3週間程度で処理(国税庁Q&A) 確定申告期間中はおおむね1か月〜1か月半程度(国税庁Q&A)
青色申告特別控除 65万円控除の要件の一つを満たせる(下記参照) 正規の簿記などの要件を満たせば55万円(電子帳簿保存の要件を満たせば65万円)
本人確認書類 マイナンバーカードの電子証明書で本人確認 提出の都度、本人確認書類の提示または写しの添付が必要

出典:国税庁「税金の還付」Q41/確定申告書等作成コーナー よくある質問(2026年9月28日確認)。3週間程度の処理は、訂正申告など同一人に複数回の申告がある場合や書類不備・書面の別送書類がある場合は対象外とされています。

青色申告の65万円控除とe-Taxの関係

国税庁タックスアンサーNo.2072「青色申告特別控除」によると、青色申告特別控除は原則55万円で、55万円控除の要件(事業所得などを生ずべき事業を営む/正規の簿記で記帳/貸借対照表・損益計算書などを期限内に添付して提出)に加え、次のいずれかを満たすと65万円になります。

  • 仕訳帳・総勘定元帳について電子帳簿保存を行っている(優良な電子帳簿の要件と届出が必要)
  • 確定申告書・貸借対照表・損益計算書等を、提出期限までにe-Taxで送信する(イメージデータでの送信は不可)

つまり、開業届と青色申告承認申請を出して事業所得として申告する副業の方にとって、e-Taxは控除額に直結する手段です。雑所得として申告する場合は青色申告特別控除の対象ではないため、どちらの区分になるかは税務署や税理士に確認してください。所得区分の考え方は副業の確定申告 完全ガイドで整理しています。

e-Taxの2つの利用方式(マイナンバーカード方式とID・パスワード方式)

確定申告書等作成コーナーからe-Taxで送信する主な方法は2つあります。国税庁のe-Tax「e-Tax利用の簡便化について」と「ID・パスワードの新規発行停止について」(令和7年9月25日、10月14日更新)をもとに比較します。

項目 マイナンバーカード方式 ID・パスワード方式
概要 マイナンバーカードでe-Taxにログインし、そのまま申告データを送信する方式 税務署が本人確認のうえ発行したID・パスワードで送信する方式
必要なもの マイナンバーカード+読取対応スマホ(PCはスマホかICカードリーダライタ) 「ID・パスワード方式の届出完了通知」に記載のID・パスワード
利用できる範囲 作成コーナーのほか、e-Taxの各種手続 確定申告書等作成コーナーでのみ利用可
新規利用 可能(これから始める人はこちらが案内される) 令和7年10月1日から新規発行を停止
今後 — 令和9年分確定申告からは利用できなくなる予定

出典:e-Tax「ID・パスワード方式について」/e-Tax「マイナンバーカード方式について」(2026年9月28日確認)

国税庁は、ID・パスワード方式を「マイナンバーカードが普及するまでの暫定的な対応」と位置づけ、今後初めてe-Taxを利用する人にはマイナンバーカード方式を案内するとしています。すでにID・パスワード方式の届出をしている人は引き続き利用できますが、令和9年分からは使えなくなる予定のため、早めにマイナンバーカード方式へ移っておくのが現実的です。

マイナンバーカード方式のメリットとして、e-Tax公式ページでは「利用者識別番号及びパスワードの管理が不要」「事前準備として必要だった電子証明書の登録が不要」の2点が挙げられています。ログイン時は利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)を入力します。

😅 ドレ

昔、税務署でIDとパスワードの紙をもらった気がする…あれはもう使えないの?

🤖 アイ

届出済みの方は引き続き使えると国税庁は案内しています。ただ令和9年分から利用できなくなる予定なので、次の申告からマイナンバーカード方式に切り替えておくと安心ですね。

e-Taxの事前準備(マイナンバーカード・対応スマホ・パスワード)

国税庁「スマホとマイナンバーカードでe-Tax!」に記載されている「e-Tax送信に必要なもの」は次の3つです。

必要なもの 公式の記載内容 準備のポイント
① スマホ・タブレット・PC スマホで送信する場合はマイナンバーカード読取対応のスマホが必要。PC・タブレットの場合は読取対応のスマホかICカードリーダライタが必要 対応機種はマイナポータルの「よくあるご質問」で確認できると案内されています
② マイナンバーカード ICチップ付きのマイナンバーカード 未取得なら申告期より前に申請を
③ パスワード2種 利用者証明用電子証明書(数字4桁)/署名用電子証明書(英数字6〜16文字) カード発行時に自分で設定したもの

あわせて公式ページでは、マイナンバーカードを利用してe-Taxで送信するには「マイナアプリ」のインストールが必要と案内されています(デジタル庁ホームページからインストール)。以前の解説記事で「マイナポータルアプリ」と書かれているものと同じ役割のアプリですが、最新の名称は公式ページで確認してください。

有効期限を必ず確認する

国税庁は「マイナンバーカード及び電子証明書の有効期限にご注意ください」と繰り返し案内しています。公式の記載は次のとおりです。

  • 電子証明書:年齢にかかわらず、発行から5回目の誕生日まで
  • マイナンバーカード本体:発行時18歳以上なら発行から10回目の誕生日まで(18歳未満は5回目の誕生日まで)

有効期限を過ぎているとマイナンバーカードを利用したe-Taxの手続ができないため、更新手続が必要です。申告期の直前に気づくと間に合わないことがあるので、秋〜年内に確認しておくのがおすすめです。

パスワードが合っているか事前にチェックできる

公式ページでは、パスワードの有効性を「公的個人認証サービスポータルサイト」のJPKI利用者ソフトで確認する方法が案内されています(スマホ・PCそれぞれの手順あり)。ロック回数も公式に明記されています。

パスワード 使う場面 ロック条件
利用者証明用(数字4桁) e-Taxにログインするとき 3回連続で間違えるとロック
署名用(英数字6〜16文字) 作成した申告データに電子署名するとき 5回連続で間違えるとロック

忘れた・ロックされた場合は、どちらか一方だけのロックであれば、スマホ専用アプリで事前予約したうえでコンビニ等のキオスク端末(マルチコピー機)で初期化・再設定できると案内されています。両方ロックされた場合や電子証明書が失効している場合は、お住まいの市区町村の窓口で手続きします。

利用者識別番号は事前取得しなくてよい?

マイナンバーカード方式では、16桁の利用者識別番号とパスワードを管理・入力する手間が不要とされています。あとから利用者識別番号を確認したい場合は、e-Tax「よくある質問」のとおり、マイナンバーカードでe-Taxにログインしてマイページの「基本情報」から確認できます。

スマートフォンのマイナンバーカード(iPhone・Android)

国税庁は、スマートフォンのマイナンバーカードを利用するとカードをスマホで読み取らなくても申告書の作成・e-Tax送信ができると案内しています。Androidではすでに利用可能で、令和8年1月からiPhoneでも「iPhoneのマイナンバーカード」を利用できるようになったとされています。利用者証明用パスワード(数字4桁)の代わりにスマホの生体認証を使える場合もあります(機種によって異なる)。利用にはマイナアプリの「メニュー」からの設定が必要です。

確定申告書等作成コーナーからe-Taxで提出する手順

ここでは国税庁の「令和7年分のスマホ申告に関するマニュアル」に掲載されている「スマホ申告ご利用ガイド(簡易版)」の申告書作成フローに沿って、手順を整理します。公式ガイドには推奨ブラウザ(Android=Chrome、iPhone/iPad=Safari)以外は使用しないでくださいと明記されています。

No. ステップ 公式ガイドの内容(要旨)
1 作成開始 確定申告書等作成コーナーで「作成開始」をタップし、作成する申告書・年分、提出方法に関する質問に回答。事業所得・業務に係る雑所得などがあり決算書・収支内訳書を作る人は「決算書・収支内訳書(+所得税)」を選ぶと、その情報を引き継いで申告書を作成できる
2 マイナンバーカードの読み取り 「ログイン」→ 利用者証明用パスワード(数字4桁)を入力 → カードをスマホにかざして読み取り。初めて利用する人は基本情報の登録等の画面が表示される
3 登録情報の確認 登録されている情報を確認し、変更があれば訂正
4 申告する所得の選択等 申告する所得を全て選択。年末調整を受けた給与所得も含めて申告が必要と明記
5 収入等の入力 選択した収入・所得について、画面の案内に沿って入力
6 控除等の入力 適用する控除を選んで入力。ふるさと納税のワンストップ特例を申請していても、確定申告する場合はその分も含めて寄附金控除の申告が必要
7 その他情報の入力 「計算結果の確認」から「マイナンバーの入力」まで画面の案内に沿って入力。還付金振込通知などをe-Taxで受け取る場合は「電子交付」を選択
8 申告内容等の確認 「申告書等を表示する」で送信前の申告書イメージを確認
9 送信 e-Tax送信の画面の案内に沿って送信し、送信結果の内容を確認(送信前にカードの読み取りを求められることがある)
10 申告書の控え(PDF)の保存 「申告書等を表示する」から控えを確認・保存
11 入力データ(.data)の保存 入力データをダウンロードして保存。来年以降の申告書作成に利用できる

出典:国税庁「スマホ申告ご利用ガイド(簡易版)〜マイナンバーカードでe-Tax〜」(令和7年分)。OSのバージョン等により画面や操作が異なる場合がある、と公式ガイド自体に注記されています。細かな画面遷移は作成コーナーの案内に従ってください。

マイナポータル連携で入力を減らす

公式ガイドでは、マイナポータル連携を使うと給与所得の源泉徴収票や医療費、ふるさと納税などのデータを一括取得し、申告書の該当項目へ自動入力できると案内されています。利用には事前準備(マイナポータルでの利用者登録、取得したい証明書等の選択、e-Tax等との連携など)が必要で、原則として初回のみとされています。手続に時間がかかる場合があるとも注記されているため、申告期の前に済ませておくのが安全です。

一方、副業の売上や経費は自動入力の対象ではありません。副業の収入・経費は自分で集計して入力する必要があります。経費として計上できる範囲は副業の経費一覧と家事按分の判定基準を参考にしてください。

副業がある人が入力時に見ておきたい「住民税の徴収方法」

国税庁の作成コーナーよくある質問「住民税の徴収方法の選択(令和7年分申告)」によると、給与・公的年金等に係る所得以外の所得がある人は、その所得に対する住民税の徴収方法を「特別徴収(給与から天引き)」か「自分で納付」から選択できます(令和8年4月1日時点で65歳未満の人は給与所得以外の所得が対象)。給与・公的年金等の所得のみの人は原則特別徴収で、選択できません。

どちらを選ぶと、どの所得分の住民税がどう納付されるかは、最終的に住所地の市区町村の取り扱いによります。国税庁も「住民税の徴収方法に関する詳細は、お住まいの都道府県や市区町村にお問い合わせください」としています。副業と住民税の関係は副業と会社・住民税の仕組みを解説した記事と、副業20万円以下でも必要な住民税の申告で詳しく整理しています。

パソコンで提出する場合

PCで作成コーナーを使う場合も流れは同じで、マイナンバーカードの読み取りに読取対応のスマホかICカードリーダライタを使います。国税庁は「ICカードリーダライタに代えてスマートフォンでマイナンバーカードを読み取る方法」の手順書(PDF)も公開しています。推奨OS・ブラウザは「利用環境の確認はこちら」で年分ごとに示されているので、作業前に確認してください。事業所得で決算書を作る場合など入力項目が多いときは、画面の大きいPCのほうが作業しやすいでしょう。

😅 ドレ

送信したらそれで終わり?

🤖 アイ

公式ガイドでは送信のあと申告書の控え(PDF)と入力データ(.data)の保存までが一連の流れになっています。入力データは来年の申告で使えるので、忘れずに保存しておきましょう。

会計ソフトからe-Taxで提出する方法

作成コーナーは申告書を作るための仕組みで、日々の帳簿付けは別途必要です。副業の取引が多い人や青色申告で複式簿記の帳簿が必要な人は、確定申告ソフトで帳簿から申告書までを作り、ソフトからe-Tax送信するルートもあります。当サイトで各社の公式情報を確認した内容は次のとおりです。

ソフト e-Tax送信の方法(各記事での公式確認内容) 向いている人
やよいの白色申告オンライン 弥生公式サポートでは、「確定申告e-Taxオンライン」から送信し、画面のQRコードをスマホで読み取ってマイナンバーカードで電子署名する流れが案内されている(「弥生 電子署名」アプリが必要) まず白色申告で、無料の範囲から始めたい人
マネーフォワード クラウド確定申告 公式サイトで、アプリの電子申告(e-Tax)機能でオンライン提出が可能と案内されている 銀行・カード明細の自動取得で入力を減らしたい人、青色申告も視野に入れる人

※ 上記は当サイトの各レビュー記事で公式サイト・公式サポートを確認した内容です(確認日は各記事に記載)。料金・対応範囲は変更される可能性があるため、利用前に必ず公式サイトでご確認ください。

やよいの具体的な操作順(弥生ID登録から初期設定、記帳、e-Tax送信まで)はやよいの白色申告オンラインの使い方で、マネーフォワードの料金・連携機能はマネーフォワード クラウド確定申告のレビューでまとめています。ほかのソフトも含めて比べたい場合は確定申告ソフトおすすめ比較をご覧ください。

やよいの白色申告オンライン(公式)→

※ 広告・PR|料金・機能は公式サイトでご確認ください

ソフトからe-Taxで送信する場合も、マイナンバーカード・読取対応スマホ・パスワード2種・有効期限の確認という事前準備は同じです。ソフト側で追加のアプリや設定が必要になることがあるため、各社のサポートページで手順を確認してから申告期を迎えましょう。

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※ 広告・PR|料金・機能は公式サイトでご確認ください

会計ソフト連携のほかに、記帳から申告書作成・e-Tax提出までをスマホアプリだけで完結させる方法もあります。どのサービスがどこまでスマホで完結できるかは確定申告スマホアプリ比較で公式確認ベースの対応表を掲載しています。

タックスナップをスマホで無料で試す(公式)

e-Taxでつまずきやすいポイントと公式の対処法

① パスワードを忘れた・ロックされた

前述のとおり、利用者証明用は3回、署名用は5回連続の誤りでロックされます。一方のみのロックならコンビニ等のキオスク端末で初期化・再設定(事前予約後24時間以内、6:30〜23:00)、両方のロックや電子証明書の失効は市区町村窓口、というのが国税庁の案内です。

② 推奨環境以外で操作している

公式ガイドは推奨ブラウザ以外を使わないよう明記しています。また推奨環境を満たさない端末では正常に動作しないおそれがあるとされています。うまく進まないときは、まず推奨ブラウザ・推奨OSで操作しているかを確認してください。

③ 送信後に誤りに気づいた

e-Taxのよくある質問では、申告期限内であれば訂正後の申告データを作成して送信すればよく、税務署への連絡は特に不要とされています。その際は訂正した部分だけでなく、すべての帳票を送信します。申告期限後に気づいた場合は、税額が多すぎた(還付が少なすぎた)なら「更正の請求」、税額が少なすぎたなら「修正申告」を行い、いずれも作成コーナーのトップページから作成できると作成コーナーのよくある質問で案内されています。判断に迷う場合は税務署に相談してください。

④ 納付を忘れる

国税庁の「納付の方法」には、申告書の提出後に税務署から納付書の送付や納税通知等によるお知らせはないと明記されています。e-Taxで送信しただけでは納付は終わらないので注意しましょう。公式に案内されている主な方法は次のとおりです。

納付方法 公式の記載(令和7年分)
振替納税 事前に届け出た口座から国税庁指定の振替日に自動引落し。申告期限までに申告書を提出した場合に限り利用可(令和7年分の振替日は令和8年4月23日)
ダイレクト納付 e-Taxを利用して事前に届け出た口座から引落し。初回のみ「ダイレクト納付利用届出書」の提出が必要
インターネットバンキング等 インターネットバンキング口座やATMから納付
クレジットカード納付 「国税クレジットカードお支払サイト」経由。納付税額に応じた決済手数料が別途かかる
スマホアプリ納付 「国税スマートフォン決済専用サイト」経由でスマホ決済アプリを使用。納付税額30万円以下
コンビニ納付(QRコード) 自分で納付用QRコードを作成してコンビニで現金納付。納付税額30万円以下

副業分でどれくらい納税額が増えそうかを先に把握しておきたい場合は、副業の税金シミュレーションで概算できます。

e-Tax申告のスケジュール目安

令和7年分の確定申告特集では、所得税の申告・納付期限は令和8年3月16日(月)と案内されていました(例年の期限は3月15日で、土日の関係で翌平日になる年があります)。2027年に提出する令和8年分の期間は、国税庁の確定申告特集で発表を確認してください。

またタックスアンサーNo.2030「還付申告」では、還付申告書は確定申告期間とは関係なく、その年の翌年1月1日から5年間提出できるとされています。医療費控除などで還付を受けるだけの人は、混雑する2〜3月を避けて早めに送信する選択肢もあります。一方、青色申告で65万円控除を受ける人は、還付申告であっても確定申告期限までの提出が必要です(No.2072)。

時期 やっておきたいこと
10〜12月 マイナンバーカード・電子証明書の有効期限確認/パスワードの有効性確認/対応スマホの確認
1月 源泉徴収票の受け取り/副業の収入・経費の集計/マイナポータル連携の事前準備
2〜3月 作成コーナーまたはソフトで申告書作成 → e-Tax送信 → 控えと入力データを保存 → 納付

e-Taxのやり方に関するよくある質問

Q. e-Taxで確定申告するには何が必要ですか?

国税庁の案内では、マイナンバーカード読取対応のスマホ(PC・タブレットの場合は読取対応のスマホかICカードリーダライタ)、マイナンバーカード、カード発行時に設定したパスワード2種(利用者証明用=数字4桁、署名用=英数字6〜16文字)が必要です。スマホでは「マイナアプリ」のインストールも必要とされています。

Q. スマホだけでe-Taxの確定申告は完結しますか?

国税庁は、ご自宅からスマホ又はパソコンとマイナンバーカードを利用して、確定申告書等作成コーナーで申告書を作成し、e-Taxで送信できると案内しています。スマホで送信する場合はマイナンバーカード読取対応の機種が必要で、推奨ブラウザ(AndroidはChrome、iPhoneはSafari)での操作が求められています。

Q. ID・パスワード方式はまだ使えますか?

国税庁は令和7年10月1日からID・パスワード方式のIDとパスワードの新規発行を停止しました。すでに届出済みの人は引き続き利用できますが、ID・パスワード方式は令和9年分確定申告からは利用できなくなる予定とされています。これから始める人はマイナンバーカード方式を利用します。

Q. iPhoneでもマイナンバーカードをかざさずに申告できますか?

国税庁によると、令和8年1月からiPhoneでも「iPhoneのマイナンバーカード」を利用することで、マイナンバーカードをスマホで読み取らなくても申告書の作成・e-Tax送信ができます。利用にはマイナアプリのメニューからの設定が必要です。Androidではすでに利用可能とされています。

Q. マイナンバーカードのパスワードを忘れたらどうすればいいですか?

国税庁の案内では、利用者証明用または署名用のいずれか一方がロックされた場合は、スマホ専用アプリで事前予約のうえコンビニ等のキオスク端末で初期化・再設定できます。両方ロックされた場合や電子証明書が失効している場合は、お住まいの市区町村の窓口で手続きします。

Q. e-Taxで送信した後に間違いに気づいたらどうなりますか?

e-Taxのよくある質問では、申告期限内であれば訂正後の申告データを作成して再度送信すればよく、税務署への連絡は特に不要とされています。訂正部分だけでなくすべての帳票を送信します。期限後は、税額が多すぎた場合は更正の請求、少なすぎた場合は修正申告を行います。

Q. e-Taxで提出すると還付金は早く受け取れますか?

国税庁のQ&Aでは、自宅や税理士事務所等からe-Taxで提出された還付申告は3週間程度で処理しているとされています。確定申告期間中の支払手続はおおむね1か月から1か月半程度とされています。ただし訂正申告など複数回の申告がある場合や書類不備がある場合などは対象外です。

Q. 副業の住民税の徴収方法はe-Taxでも選べますか?

確定申告書等作成コーナーのよくある質問によると、給与・公的年金等に係る所得以外の所得がある人は、その所得に対する住民税について「特別徴収(給与から天引き)」か「自分で納付」を選択できます。詳細はお住まいの都道府県や市区町村に確認するよう案内されています。

まとめ:申告期の前に「カード・スマホ・パスワード」を確認しておこう

  • これからe-Taxを始めるならマイナンバーカード方式。ID・パスワード方式は新規発行停止済みで、令和9年分から利用できなくなる予定
  • 必要なのはマイナンバーカード・読取対応スマホ(PCはスマホかICカードリーダライタ)・パスワード2種・マイナアプリ
  • 作成コーナーでは「作成開始 → カード読取 → 所得・控除の入力 → 確認 → 送信 → 控えと入力データの保存」の流れ
  • 青色申告の65万円控除は、期限内のe-Tax送信が要件の一つ
  • 送信しても納付書は届かないので、納付方法を決めて期限内に納付
  • 帳簿付けから提出まで一続きにしたい人は、確定申告ソフトおすすめ比較を参考にソフトを選ぶ

副業の確定申告全体の流れ(申告が必要になる条件・所得区分・控除)は副業の確定申告 完全ガイドにまとめています。あわせて確認しておくと、申告期に迷う場面を減らせます。

免責事項

本記事は2026年9月28日時点で国税庁・e-Taxの公式ページを確認して作成した一般的な情報です。個別の税務判断(所得区分、控除の適用可否、住民税の取り扱いなど)は、所轄の税務署・お住まいの市区町村、または税理士にご確認ください。手順・画面・期限は年分ごとに変更されることがあるため、申告の際は必ず最新の公式情報をご確認ください。

参考(公式情報)

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