やよいの白色申告オンラインの使い方|副業会社員が迷わない順路【2026年8月】

副業運営

結論から書きます。副業をしている会社員が「やよいの白色申告 オンライン」を使うなら、押さえるべきことは3つだけです。

  • ①料金は「フリープラン=ずっと無料」で足りる可能性が高い。弥生公式の料金ページでは、フリープラン・ベーシックプラン・トータルプランの3つが用意され、違いはサポートの範囲です。フリープランについて公式サポートは「収支内訳書・確定申告書の作成ほか、すべての機能が無料で利用できます」「電話、メール、チャットサポートはご利用いただけません」と案内しています。
  • ②スマホだけでは完結しない。弥生公式のスマホアプリ紹介ページには「確定申告書、収支内訳書等の作成はWindowsもしくはMacのコンピューターで行います。本アプリでは作成できません」と明記されています。アプリは日々の入力とレシート撮影の担当、仕上げはパソコン、という分業です。
  • ③最短の順路は5段階。「弥生ID登録 → 初回ログイン時の初期設定 → 日々の記帳(スマート取引取込) → 収支内訳書・確定申告書の作成 → e-Taxで送信」。この順で進めれば、公式ガイドのどこを見ればよいかで迷いません。

この記事は、副業会社員が最短で申告を終えるための「順路の地図」です。操作画面の一つひとつは弥生公式のスタートアップガイドと解説動画が網羅しているため、本記事はどの順番で・どこを見ればよいかに絞って整理し、会社員ならではの注意点を添えます。

本記事の情報源について
料金・機能・無料の条件・動作環境・スマホアプリの可否・提出方法は、すべて弥生株式会社の公式サイト(製品ページ/料金ページ/スタートアップガイド/サポート情報)を2026年8月27日に確認した内容にもとづきます。公式が明示していない項目は推測で埋めていません。
本記事は公開情報を整理した案内記事です。当サイトでアカウントを登録して操作した記録ではありません。実際の画面や最新価格は公式サイトでご確認ください。
税務の判断(白色でよいか、申告が必要かなど)は個々の事情で変わります。最終判断は国税庁の情報およびお住まいの自治体・所轄の税務署・税理士にご確認ください。

📋 まず料金と機能を公式で確認する

フリープランは「すべての機能がずっと無料」(弥生公式・2026年8月27日確認)。プラン内容とキャンペーンの最新状況は公式ページが確実です。

やよいの白色申告オンライン(公式)→
  1. やよいの白色申告 オンラインとは?「なぜ無料なのか」を公式で確認する
    1. 3プランの違いは「サポートの厚さ」だけ
    2. フリープランで見落としやすい3つの条件
  2. 副業会社員が使うべきケース・使わないほうがよいケース
    1. 白色と青色、どちらを選ぶかは「先に決める」
    2. 会社員特有の「20万円」と住民税の論点
  3. 登録から初期設定までの順路(公式ガイドのどこを見るか)
    1. STEP1|弥生IDを登録する
    2. STEP2|プランを選ぶ(副業会社員はフリープランから)
    3. STEP3|初回ログイン時の初期設定を済ませる
    4. 動作環境も先に確認しておく
  4. 日々の記帳の進め方(取引入力・口座連携・スマホアプリ)
    1. スマート取引取込=入力を自動化する仕組み
    2. スマホアプリは「入力係」であって「申告係」ではない
  5. 確定申告書の作成から提出まで(e-Tax連携と公式動画の使い方)
    1. スタートアップガイド「確定申告の操作(令和7年分)」の構成
    2. 提出方法は3つ。e-Taxを選ぶなら事前準備が要る
  6. つまずきやすいポイント(ログイン・スマホ・データ引き継ぎ)
  7. マネーフォワード クラウド確定申告との使い分け
  8. やよいの白色申告 オンライン よくある質問
    1. Q1. やよいの白色申告 オンラインはなぜ無料なのですか?
    2. Q2. 本当にずっと無料で使い続けられますか?
    3. Q3. スマホだけで確定申告まで完結できますか?
    4. Q4. ログインできないときはどうすればいいですか?
    5. Q5. 副業の所得が20万円以下でも使う意味はありますか?
    6. Q6. 白色で始めて、あとから青色申告に移行できますか?
    7. Q7. 動作環境(パソコン・ブラウザー)の条件は?
    8. Q8. e-Taxで送信するには何が必要ですか?
    9. Q9. 解約したらデータは残りますか?
  9. まとめ|副業会社員が迷わないための最短ルート
    1. 本記事で参照した公式情報(2026年8月27日確認)

やよいの白色申告 オンラインとは?「なぜ無料なのか」を公式で確認する

やよいの白色申告 オンラインは、弥生株式会社が提供するクラウド型の白色申告ソフトです。公式トップページのキャッチコピーは「はじめての確定申告もラクに ずっと無料で使えるクラウド白色申告ソフト」。ページ内でも「すべての機能が使えて、ずっと無料」と表示されています(2026年8月27日確認)。

検索でよく見かける「やよいの白色申告 なぜ無料」という疑問の答えは、料金プラン表を見ると分かります。無料と有料の差は「機能」ではなく「サポート」だからです。

3プランの違いは「サポートの厚さ」だけ

プラン 年間価格(公式料金ページ表示) サポート
フリープラン ずっと無料 WebFAQ
ベーシックプラン 年額11,500円+税
※初年度1年間無料キャンペーン表示あり
WebFAQ/電話/メール/チャット/画面共有/福利厚生サービス
トータルプラン 年額21,000円+税
※初年度は年額10,500円+税のキャンペーン表示あり
ベーシックの内容+仕訳相談/経理業務相談/確定申告相談

出典:やよいの白色申告 オンラインの料金プラン(弥生公式)/2026年8月27日確認。キャンペーンの内容と価格は変更される可能性があるため、申し込み前に必ず公式ページで最新表示をご確認ください。

つまり「無料だから申告書が作れない」「無料だと機能が制限される」といった制約はないというのが公式の説明です。フリープランに関する公式FAQでも、使えるものとして「収支内訳書・確定申告書の作成ほか、すべての機能」「スマート取引取込」が挙げられ、使えないものは「電話、メール、チャットサポート」と整理されています。

フリープランで見落としやすい3つの条件

ただし、公式サポートのFAQには無料ゆえの注意点も書かれています。ここは事前に知らないと後で困る部分なので、先に押さえておきましょう(いずれも弥生公式サポート「やよいの白色申告 オンラインフリープランについて知りたい」より・2026年8月27日確認)。

  • 契約期間に定めはなく、更新手続きも不要。毎年の切り替え作業は発生しません。
  • 3年間ログインがない場合は利用できなくなる。申告が終わったあと放置しっぱなしにすると、アカウントが使えなくなる可能性があります。年1回でもログインしておくのが無難です。
  • 解約するとデータは失われ、再契約時はデータの作成が改めて必要。過去の記帳データを残したいなら、安易に解約しないほうがよいということです。

なお公式トップページには「クラウド申告ソフトシェアNo.1(※MM総研調べ/2026年3月末時点)」「登録ユーザー数400万突破(※2026年3月現在)」という表示もあります。注記つきの数値なので、解説記事が多く困ったときに調べやすいソフトという程度に受け取るのが実用的です。

副業会社員が使うべきケース・使わないほうがよいケース

やよいの白色申告 オンラインは「白色申告のためのソフト」です。自分が白色申告でよいのかが決まっていないと、ソフト選びは空回りします。まずはここを整理しましょう。

向いているケース 別の選択肢を検討したいケース
副業を始めて日が浅く、取引の件数が少ない 青色申告特別控除を使いたい(白色申告用ソフトでは目的が合わない)
まず費用ゼロで確定申告の流れを一通り体験したい 操作で詰まったときに電話やチャットで聞きたい(有料プランかサポート付きの他社を検討)
レシートや通帳を手作業で集計するのがつらい 請求書発行や複数事業の管理までまとめたい
パソコンで作業できる環境がある スマホしか持っておらず、パソコンをまったく使えない

白色と青色、どちらを選ぶかは「先に決める」

白色申告と青色申告では、受けられる控除の内容や、事前に必要な手続き、求められる帳簿の水準が異なります。青色申告を選ぶには事前の届出が必要になるなど期限のある手続きが関係するため、「今年は白色、来年から青色」という切り替え自体も計画的に行う必要があります。要件や期限は個々の状況で変わるので、詳細は国税庁の案内や所轄の税務署でご確認ください。当サイトでも青色申告と白色申告の違いを整理した記事で、副業会社員が判断するときの観点をまとめています。

幸い、やよいの場合は白色で始めても後戻りになりません。弥生公式の解説ページには、やよいの白色申告 オンラインからやよいの青色申告 オンラインへ移行すると「入力した仕訳などのデータはすべて引き継がれます」とあり、青色版の「高度なメニュー」内「白色申告からの移行」で5つの設定を順に進める流れが案内されています。迷ったらまず白色、規模が大きくなったら青色へ移るという進め方が取りやすい設計です。

会社員特有の「20万円」と住民税の論点

副業会社員が最初につまずくのが「そもそも自分は確定申告が必要なのか」という点です。よく語られるいわゆる「20万円」の基準は所得税の確定申告に関する話であり、住民税の取り扱いは別に考える必要があります。所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告が別途必要になるケースがあるとされており、扱いは自治体によって案内が異なります。当サイトの副業20万円以下と住民税の関係を整理した記事で全体像をつかんだうえで、最終的にはお住まいの市区町村の案内を確認してください。

申告が必要だと分かったあとの全体の段取りは、副業の確定申告の進め方をまとめた記事が入口になります。ソフトの操作はその中の一工程にすぎない、という位置づけで捉えると迷いにくくなります。

登録から初期設定までの順路(公式ガイドのどこを見るか)

ここからが本題の「順路」です。弥生公式サポートにもとづく流れは次のとおり(2026年8月27日確認)。

STEP1|弥生IDを登録する

弥生のクラウドサービスは「弥生ID」でログインします。公式サポート「弥生IDを新規登録する」の案内によれば、弥生IDを持っていない場合はホームページから利用したいクラウドサービスの申し込みボタンをクリックし、「名前」「メールアドレス」「パスワード」を入力、利用規約とプライバシーポリシーに同意してから[登録する]に進みます。その後、登録したメールアドレスに確認コードが記載されたメールが届き、登録画面に戻って確認コードを入力して完了する流れです。

会社員が最初に決めておくこと:登録に使うメールアドレスは勤務先ではなくプライベートのものが無難です。退職・異動でアドレスが使えなくなると、パスワード再発行の導線が塞がります。

STEP2|プランを選ぶ(副業会社員はフリープランから)

申し込み時にプランを選択します。前章のとおり機能差はなくサポート差のみなので、まずはフリープランで始め、操作に詰まる頻度が高いようならベーシックプランを検討する順番が合理的です。キャンペーンの適用条件は申し込み画面でご確認ください。

STEP3|初回ログイン時の初期設定を済ませる

弥生公式サポート「初めて『やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン』を使うときの設定」では、初回ログイン時に表示される[初期設定]を画面の指示に従って進めることが案内されています。設定メニューとして挙げられているのは次の4つです。

設定項目 公式の説明 副業会社員の入力ポイント
[全体の設定] 消費税に関する各種項目 課税事業者かどうかで扱いが変わる項目。判断がつかない場合は所轄の税務署に確認を
[口座・カードの設定] 預金口座やクレジットカードを補助科目として設定 ここが最重要。副業専用の口座・カードを登録しておくと、後の記帳が一気に楽になる
[固定資産の登録] 固定資産を登録 高額なPCや機材を副業用に購入した場合に関係する。該当がなければスキップ
[残高の設定] 資産や負債の残高を設定 期首時点の口座残高など。初年度は0からのスタートになるケースが多い

出典:初めて「やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン」を使うときの設定(弥生公式サポート)/2026年8月27日確認。「副業会社員の入力ポイント」欄は公式の記載ではなく、本サイトによる補足です。

動作環境も先に確認しておく

クラウドサービスなのでインストールは不要ですが、動作環境の条件はあります。弥生公式のシステム要件ページ(クラウドサービス)では、Windowsは「Microsoft Windows 11」、Macは「macOS(最新バージョンより3世代)」、ブラウザーはMicrosoft Edge/Google Chrome/Mozilla Firefox(MacではSafariも)と案内され、帳票はPDF出力のためAdobe Acrobat Readerが必要とされています。古いパソコンを使う予定なら、申告直前ではなく今のうちにログインだけ試しておくのが安全です。

📝 登録画面と最新のプラン内容はこちら

弥生IDの登録からフリープランの申し込みまで、公式サイトの申し込みボタンから進めます。キャンペーンの適用条件も申し込み画面で確認できます。

やよいの白色申告オンライン(公式)→

日々の記帳の進め方(取引入力・口座連携・スマホアプリ)

初期設定が終わったら、あとは月に一度、副業の入出金を反映させるだけです。弥生公式のスタートアップガイドは、この日常業務を「日常処理」「スマート取引取込」の2章で解説しています。

スマート取引取込=入力を自動化する仕組み

弥生公式のスタートアップガイド「スマート取引取込」の章には、次の動画が並んでいます(2026年8月27日確認)。副業会社員が見るべき順番もこのとおりです。

  1. スマート取引取込とは?(仕組みの理解)
  2. 金融機関の明細を口座連携(API)から取り込む ← 副業用の口座・カードを登録済みならここが主力
  3. 金融機関の明細や帳簿などのCSVファイルを取り込む ← 連携非対応のサービスはCSVで補う
  4. 領収書やレシートなどの画像(証憑)を取り込む ← 現金払いの経費はここ
  5. 取引を会計ソフトに登録する ← 取り込んだだけでは記帳完了ではない点に注意

4番と5番が分かれているのがポイントです。取り込み=下書き、登録=確定というイメージで、取り込んだ明細を確認して会計ソフトに登録するまでが1セット。「連携したのに帳簿に反映されない」という混乱は、この2段階を知らないことが原因であることが多いです。

また「日常処理」の章には「全体の流れ」に加えて「インボイス制度開始後(2023年10月1日以降)の取引の入力」という動画があります。制度そのものの副業目線での整理は副業とインボイス制度の記事にまとめています。

スマホアプリは「入力係」であって「申告係」ではない

弥生公式のスマホアプリ紹介ページによると、用意されているアプリは『弥生 申告』アプリ弥生 レシート取込アプリです。それぞれの説明は次のとおり。

  • 『弥生 申告』アプリ:「日々の取引入力が、いつでも、どこでも簡単にできます」
  • 弥生 レシート取込アプリ:「レシートをスマートフォンのカメラで撮影し、画像データとして対象製品に取り込むことができるアプリです。取り込まれた画像データは、『スマート取引取込』で自動的に仕訳されます」

そして最重要の但し書きが同ページにあります。「確定申告書、収支内訳書等の作成はWindowsもしくはMacのコンピューターで行います。本アプリでは作成できません」。「スマホだけで済ませたい」と考えて調べている方が最初に知るべきはここで、スマホは記帳、パソコンは申告書作成という役割分担になっています。

副業会社員向けの現実的な運用:スキマ時間にアプリでレシートを撮影・入力しておき、月末の30分だけパソコンで取り込み内容を確認して登録する。この2層運用なら、申告期にまとめて数十時間を溶かす事態を避けられます。どこまでを経費にできるか(家事按分など)の考え方は副業の経費に関する記事で整理しています。迷う支出は税務署や税理士に確認を。

確定申告書の作成から提出まで(e-Tax連携と公式動画の使い方)

記帳が終わったら申告書の作成です。弥生公式は年度別の解説を用意しているので、必ず年度表記を確認して該当のものを見てください。

スタートアップガイド「確定申告の操作(令和7年分)」の構成

弥生公式のスタートアップガイドには「確定申告の操作(令和7年分)」という章があり、2026年8月27日時点では次の構成で公開されています。

内容 副業会社員の見どころ
確定申告の流れ 全体像の解説 最初にこれだけ見れば全体の所要イメージがつかめる
減価償却費の計算 動画2本 高額な機材・PCを副業用に買った年だけ必要。該当なしならスキップ可
収支内訳書の作成 動画3本 白色申告のメイン成果物。記帳が正しければ自動集計される
確定申告書の作成 動画3本 給与所得や所得控除を入力する場面。会社員はここが本番
電子申告の方法 e-Tax送信の解説 事前準備が要るので、前日ではなく数日前に見ておく

あわせて、より噛み砕いた「確定申告かんたん解説!」も公式にあり、「1 入力 取引を入力しよう」「2 申告 確定申告書類を完成させよう」「3 提出 税務署へ提出する」の3ステップ構成です。動画より文字で追いたい方はこちらが向いています。

会社員が用意しておくもの:副業分の帳簿に加え、勤務先から交付される源泉徴収票や各種控除の書類が申告書作成の場面で必要になります。年末調整済みでも給与の情報を入力する場面があるため、手元に揃えてから着手すると中断せずに済みます。個別の判断は国税庁の案内・所轄の税務署でご確認ください。

提出方法は3つ。e-Taxを選ぶなら事前準備が要る

弥生公式の「税務署へ提出する」ページでは、提出方法として①e-Taxを利用して提出、②印刷して所轄の税務署へ持参、③印刷して所轄の税務署または業務センターへ郵送の3つが案内されています。郵送については「確定申告書は信書であり、宅配便やゆうパックなどの荷物扱いで送ることはできません」という注意書きがあり、追跡したい場合はレターパック・簡易書留・特定記録郵便の利用が挙げられています。

e-Taxを選ぶ場合、弥生公式サポート「e-Tax(電子申告)による申告の流れ」では事前準備として次の項目が挙げられています。

  1. マイナンバーカードの取得
  2. マイナンバーカードの交付を受ける際に設定した「署名用パスワード」
  3. マイナンバーカードの電子証明書の有効期限確認
  4. 利用者識別番号・暗証番号の取得
  5. マイナンバーカードの読み取りに対応しているスマートフォン
  6. 「弥生 電子署名」アプリのインストール

実際の送信は「確定申告e-Taxオンライン」から行い、画面に表示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、マイナンバーカードを端末に当てて電子署名する、という流れが公式サポートで案内されています。ここでつまずく人が多いのは、マイナンバーカードの電子証明書の有効期限(弥生公式の解説では5年とされています)と署名用パスワードです。どちらも期限切れ・失念していると当日は詰むので、申告シーズンに入る前に確認しておきましょう。e-Tax側の一般的な手順はe-Taxのやり方を解説した記事もあわせてご覧ください。

つまずきやすいポイント(ログイン・スマホ・データ引き継ぎ)

検索で多い「ログイン」「スマホ」まわりのうち、弥生公式サポートに答えが載っているものだけを整理します。記載のない事象は公式のWebFAQをご確認ください。

症状 公式サポートで案内されている対処
弥生IDやパスワードが分からない パスワード再発行申請のリンクから再発行できると案内されています
登録したのにログインできない 弥生ID登録後の「ご登録メールアドレス確認のお願い」メールのリンクをクリックし、メールアドレス確認を完了する必要がある場合があります
スマホアプリでログインできない 大文字・小文字・記号など入力内容の誤りを確認し、それでも不可ならアプリを終了・再起動して再入力する、と案内されています
画面表示や操作がおかしい(Mac) Safariでは画面の表示や操作に一部不具合が出ることがあるため、Google ChromeまたはMozilla Firefoxでの利用が推奨されています
スマホで申告書まで作れない 仕様です。「確定申告書、収支内訳書等の作成はWindowsもしくはMacのコンピューターで行います。本アプリでは作成できません」と明記されています
久しぶりに使おうとしたら使えない フリープランは「3年間ログインがない場合は、利用できなくなります」と案内されています
青色申告に切り替えたい/データを引き継ぎたい やよいの青色申告 オンラインにログインし、「高度なメニュー」の「白色申告からの移行」から、消費税・口座カードの設定・取引手段・固定資産・残高の5項目を順に設定する流れが案内されています
解約したらデータはどうなる 解約後はデータが失われ、再契約時には「データは改めて作成が必要です」と案内されています

出典:弥生公式サポート情報(フリープラン/弥生ID・パスワード/スマートフォンアプリのログイン方法/システム要件/青色申告への移行)およびスマホアプリ紹介ページ。いずれも2026年8月27日確認。

なお、ソフトの種類と勤務先への通知経路は別の問題です。この論点は副業が会社に知られる経路と対策を整理した記事で扱っています。制度上の取り扱いは自治体で異なる部分があるため、お住まいの市区町村にご確認ください。

マネーフォワード クラウド確定申告との使い分け

もう一つの有力な選択肢がマネーフォワード クラウド確定申告です。判断軸は「白色申告で足りるか」と「無料で始めたいか」の2点に集約できます。

  やよいの白色申告 オンライン マネーフォワード クラウド確定申告
費用 フリープランは「ずっと無料」 パーソナルミニ 年払い900円/月(一括10,800円/年)、パーソナル 年払い1,280円/月(一括15,360円/年)など。表示はすべて税抜
無料で試す フリープランのまま継続可能 1か月無料トライアル(1事業者につき1回)
向く人 白色申告で完結し、コストをかけたくない副業会社員 青色申告や請求書発行など、周辺業務までまとめたい人

出典:弥生公式・料金プランマネーフォワード クラウド確定申告・料金プラン。ともに2026年8月27日確認。価格・キャンペーンは変更される可能性があります。

2つの詳しい比較はやよいとマネーフォワードの比較記事、マネーフォワード側の操作の流れはマネーフォワード クラウド確定申告の使い方にまとめています。他社も含めて選び直したい場合は、確定申告ソフトの比較記事が先です。

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やよいの白色申告 オンライン よくある質問

Q1. やよいの白色申告 オンラインはなぜ無料なのですか?

弥生公式の料金ページでは、フリープラン・ベーシックプラン・トータルプランの3つが用意され、プラン間の違いはサポートの範囲として整理されています。フリープランに関する公式サポートでも「すべての機能が無料で利用できます」「電話、メール、チャットサポートはご利用いただけません」と案内されており、無料の理由はサポートを付けない代わりに機能を開放しているという料金設計にあると読み取れます(2026年8月27日確認)。

Q2. 本当にずっと無料で使い続けられますか?

公式サポートには「契約期間に定めはありません」「契約更新手続きは不要」と記載があります。ただし「3年間ログインがない場合は、利用できなくなります」という条件も併記されているため、使い続けたいなら年1回はログインしておくのが安全です。最新の条件は公式サイトでご確認ください。

Q3. スマホだけで確定申告まで完結できますか?

できません。弥生公式のスマホアプリ紹介ページに「確定申告書、収支内訳書等の作成はWindowsもしくはMacのコンピューターで行います。本アプリでは作成できません」と明記されています。アプリは日々の取引入力とレシート撮影を担当し、申告書の作成はパソコンのブラウザーで行う設計です。

Q4. ログインできないときはどうすればいいですか?

弥生公式サポートでは、弥生IDやパスワードが分からない場合はパスワード再発行申請から再発行できると案内されています。また、弥生ID登録後の「ご登録メールアドレス確認のお願い」メールからメールアドレス確認が完了していない状態だとログインできない場合があるため、受信メールも確認してください。スマホアプリの場合は、入力内容の誤りを確認したうえでアプリを終了・再起動して再入力する手順が案内されています。

Q5. 副業の所得が20万円以下でも使う意味はありますか?

いわゆる「20万円」の基準は所得税の確定申告に関する話であり、住民税の取り扱いは別に考える必要があります。所得税の申告が不要な場合でも住民税の申告が必要になるケースがあるとされ、扱いは自治体により案内が異なります。金額にかかわらず収入と経費を記録しておくこと自体には意味があるため、無料で記帳の器を持っておく価値はあります。必要な手続きの有無は、お住まいの市区町村と所轄の税務署にご確認ください。

Q6. 白色で始めて、あとから青色申告に移行できますか?

弥生公式の解説ページでは、やよいの白色申告 オンラインからやよいの青色申告 オンラインへ移行すると「入力した仕訳などのデータはすべて引き継がれます」とされ、青色版の「高度なメニュー」内「白色申告からの移行」で、消費税・口座やカードの設定・取引手段・固定資産・残高の5項目を順に設定する流れが案内されています。ただし青色申告そのものには事前の手続きや期限があるため、制度面は国税庁の案内・所轄の税務署でご確認ください。

Q7. 動作環境(パソコン・ブラウザー)の条件は?

弥生公式のシステム要件(クラウドサービス)では、Windowsは「Microsoft Windows 11」、Macは「macOS(最新バージョンより3世代)」、ブラウザーはMicrosoft Edge/Google Chrome/Mozilla Firefox(MacではSafariも)とされ、帳票はPDF出力のためAdobe Acrobat Readerが必要と案内されています。スマホアプリはiOS15.0以上/Android10.0以上です。

Q8. e-Taxで送信するには何が必要ですか?

弥生公式サポートの「e-Tax(電子申告)による申告の流れ」では、事前準備としてマイナンバーカードの取得/署名用パスワード/電子証明書の有効期限確認/利用者識別番号・暗証番号の取得/マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォン/「弥生 電子署名」アプリのインストールが挙げられています。送信は「確定申告e-Taxオンライン」から行い、画面のQRコードをスマホで読み取って電子署名する流れです。

Q9. 解約したらデータは残りますか?

弥生公式サポートには、解約後はデータが失われ、再契約時には「データは改めて作成が必要です」と記載されています。過去の記帳データを参照する可能性があるなら、解約前に必要な帳票をPDFなどで出力して保管しておくのが安全です。帳簿や書類の保存期間については国税庁の案内をご確認ください。

まとめ|副業会社員が迷わないための最短ルート

最後に、この記事の内容を実行順に並べ直します。

  1. 白色でよいかを先に決める(青色申告には事前手続きと期限が関係します。判断は国税庁・税務署へ)
  2. 弥生IDを登録し、フリープランで申し込む(名前・メールアドレス・パスワード → 確認コード入力)
  3. 初回ログイン時の初期設定を済ませる(特に[口座・カードの設定]を丁寧に)
  4. スマート取引取込で記帳を自動化する(取り込み → 会計ソフトに登録、の2段階)
  5. スマホアプリで日々のレシートを撮る(ただし申告書作成はパソコンで)
  6. 「確定申告の操作(令和7年分)」の動画に沿って収支内訳書・確定申告書を作る
  7. e-Taxの事前準備を早めに済ませ、確定申告e-Taxオンラインから送信する

費用が発生しないぶん、「合わなかったら他社に移る」という判断もしやすいのがフリープランの利点です。まず無料の範囲で記帳の器を用意し、副業の規模が育った段階で青色申告や有料ソフトを検討する——副業会社員にはこの順番が、いちばん失敗しにくい進め方だと考えています。

本記事で参照した公式情報(2026年8月27日確認)

🚀 無料の範囲で記帳の器を用意する

フリープランは「すべての機能がずっと無料」(弥生公式・2026年8月27日確認)。まず登録して初期設定だけ済ませておけば、申告シーズンに慌てずに済みます。

やよいの白色申告オンライン(公式)→
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