タックスナップ(Taxnap)は、個人事業主・フリーランスの確定申告に特化したスマホアプリです。取引の仕分けから確定申告書の作成、マイナンバーカードを使ったアプリからの提出までをスマホの中で進められる点が最大の特徴です。
「タックスナップ 評判」で検索すると、まとめ記事やPR記事は多く見つかりますが、料金や無料トライアルの条件を公式の表記どおりに整理したページはあまり多くありません。そこでこの記事では、編集部が2026年10月13日にタックスナップ公式サイト・公式ヘルプページ・App Store/Google Playの公式掲載ページを直接確認し、確認できた事実だけで評価を整理しました。当サイトは体験談の脚色や出所不明の口コミを載せない方針です(当サイトの編集ポリシー)。
- 結論|タックスナップが向く人・向かない人【2026年10月13日 公式確認】
- タックスナップとは|スワイプ仕分けとAI仕分けで記帳する確定申告アプリ
- タックスナップの料金プラン|年払いと月払い・無料トライアルの注意点
- タックスナップの評判・口コミ|アプリストア評価と第三者サイトの状況
- タックスナップの強み|「スマホだけで提出まで」できる設計
- タックスナップの注意点・向かない人
- タックスナップと他の確定申告ソフトの比較|マネフォ・やよい・freee
- タックスナップの始め方|登録はスマホから
- 令和8年分(2027年2〜3月提出)の確定申告でタックスナップを使う
- タックスナップのよくある質問(FAQ)
- まとめ|タックスナップは「スマホで提出まで」を優先する人の選択肢
結論|タックスナップが向く人・向かない人【2026年10月13日 公式確認】
結論から言うと、タックスナップは「パソコンを開かずに、スマホだけで記帳から提出まで終わらせたい個人事業主・副業フリーランス」に向いたアプリです。一方で、PCの大きな画面で帳簿を細かく確認したい人や、公式が非対応と明記している所得・業種に当てはまる人には向きません。
| 評価軸 | 公式で確認できた内容(2026年10月13日) |
|---|---|
| できること | 口座・カード連携やレシート撮影で取引を登録 → スワイプ/AIで仕分け → ガイドに沿って申告書を自動作成 → マイナンバーカードでアプリから提出 |
| 料金(税抜) | 無料プラン0円/カンタンプラン 年払い980円/月(年11,760円)・月払い1,780円/月/安心プラン 年払い2,483円/月(年29,800円) |
| 無料トライアル | カンタン・安心プランとも最初の14日間無料。期間中の解約なら料金は発生しない |
| 対応端末 | iPhone・Android。PC版は提供なし(公式ヘルプ「2026年1月現在」の記載) |
| 対応する申告 | 個人事業主の白色・青色申告。農業所得・法人の申告は非対応 |
| アプリ評価 | App Store 4.4(評価2,910件)/Google Play 4.0(レビュー723件) |
| 運営会社 | 株式会社タックスナップ(App Store上のデベロッパ表記はTaxnap, Inc.) |
タックスナップが向いている人
- 記帳のためにPCを開くのが億劫な人——通勤や待ち時間などのスキマ時間に、スマホで少しずつ仕分けを進めたい副業会社員やフリーランス
- はじめて確定申告をする人——迷いやすい入力項目はアプリが判定し、ガイドに沿って申告書を作る設計(公式サイトの説明)
- 決済がカード・口座振込中心の人——1,000社以上の金融機関・サービスと連携でき、公式FAQも「できるだけカード払いや口座振込に」と案内
- 青色申告に挑戦したいが帳簿づけが不安な人——複式簿記の知識がなくてもスワイプやAI仕分けで記帳を進められる、と公式が説明
タックスナップが向いていない人
- PCで作業したい人——PC版は提供されていません
- 農業所得、土地建物等の譲渡所得、山林所得がある人——App Storeの注意事項で非対応と明記
- 製造業・医師の人——同じく申告書作成に非対応と明記
- 事業規模が大きく、帳簿を税理士と細かく共有したい人——こうした場合は従来型の会計ソフトや税理士への相談も比較対象にすると安心です
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カンタン・安心プランとも最初の14日間は無料(2026年10月13日 公式確認)。登録・利用はスマホアプリから行います。最新の料金・条件は公式サイトで確認できます。
タックスナップとは|スワイプ仕分けとAI仕分けで記帳する確定申告アプリ
タックスナップは、株式会社タックスナップが運営する確定申告アプリです。公式サイトは「頑張らなくていい確定申告アプリ」と掲げ、個人事業主・フリーランスの確定申告に特化していることを打ち出しています。公式サイトの表記では、ユーザー数は約50万人(2026年9月時点の会員登録数)とされています。
確定申告までの流れは4ステップ
App Storeの公式説明では、使い方が次の4段階で案内されています。
- 取引を登録する:クレジットカードや口座を連携すると取引が自動で入る。現金・QR決済はレシート画像やQR決済履歴のスクリーンショットを読み取る。勘定科目はAIが自動判定
- 取引を仕分けする:ビジネスは右、プライベートは左にスワイプして分類。手間を省きたい場合は「丸投げ仕分け」も使える
- 申告書を作る:ガイドに沿って必要な情報を入力すると、確定申告書が自動で完成
- 提出する:マイナンバーカードをかざしてアプリから提出。電子申告(e-Tax)にも対応
主な機能(公式サイト記載)
- スワイプ仕分け:取り込んだ明細を左右にスワイプして、事業用とプライベートを振り分ける
- 丸投げ仕分け:AIが経費を自動で仕分ける機能。公式は「1000枚の仕分けも3秒で完了」と表記しています(安心プランの機能)
- レシート読み取り/スクショ読み取り:撮影したレシートやQR決済のスクリーンショットから支出を読み取り、勘定科目を自動判定
- 税理士監修の税務調査リスクチェック:「経費が多すぎないか」などを提出前にチェック(安心プランの機能)
- みんなと比較:経費にしてよいか迷ったときに、同じ職種の判断を参考にできる
- AIチャット:24時間対応。AIで解決できない場合は有人チャットにも対応
- スマホで開業届・請求書発行:開業届の作成・提出、請求書の作成もアプリ内で可能
公式FAQでは、インボイス(消費税申告)と電子帳簿保存法の両方に「対応しております」と回答しています。また、他社ソフトからのデータ移行についても、freee・マネーフォワード・弥生からの取引データ取り込みに対応しています(詳細は後述)。
なお公式サイトでは、税理士の山田真哉氏・河南恵美氏のコメントや、税理士YouTuberによる紹介動画も掲載されています。App Storeの説明欄にも、YouTubeコラボ事例として山田真哉税理士・河南恵美税理士などの名前が挙げられています。これらは公式が掲載している紹介情報であり、当サイトによる評価ではない点はご留意ください。
タックスナップの料金プラン|年払いと月払い・無料トライアルの注意点
料金は公式サイトの料金表(2026年10月13日確認)にもとづきます。表示価格はすべて税抜です。公式サイトは「年商や仕分け数で金額は変わりません」と明記しています。
| プラン | 料金(税抜) | 主な内容 | 公式の「こんな方に」 |
|---|---|---|---|
| 無料プラン | 0円 | 仕分け100件まで、画像アップロード30件まで、申告書の作成は可能(閲覧は第一表のみ) | まず使いたい人 |
| カンタンプラン | 年払い980円/月(年11,760円) 月払い1,780円/月 |
仕分け無制限、書類の自動作成、スマホで提出 | 確定申告に慣れている人 |
| 安心プラン | 年払い2,483円/月(年29,800円) | カンタンの内容+AI丸投げ仕分け、税務調査リスクチェック、追徴時の全額返金 | 確定申告を早く終わらせたい人 |
※2026年10月13日にtaxnap.com・help.taxnap.comで確認。安心プランの月払い料金は公式トップページの料金表に表示がなかったため記載していません。料金・内容は変更される場合があるため、申込前に公式サイトをご確認ください。
無料プランの範囲について、公式ヘルプは「有料プランでは、利用件数の制限なくご利用いただけるほか、確定申告書の提出やPDF・仕訳帳のエクスポートなどの機能をご利用いただけます」と説明しています。つまり申告書をアプリから提出するには、原則として有料プランが前提です。ただし公式トップページには「控除のみ・雑所得の方は無料で申告できます」という表記もあるため、自分が該当するかは公式の案内で確認してください。
なお公式ヘルプには、有料プランの一つとして「レシート郵送プラン」の名称も登場します。ただし2026年10月13日時点で、公式トップページの料金表にこのプランの料金は表示されておらず、過去の特設ページも「公開を終了しました」となっていました。料金と申込条件は公式サイトでご確認ください。
無料トライアル(14日間)の注意点
カンタン・安心プランとも、最初の14日間は無料です。ただし公式ヘルプには、無料期間でも料金が発生するタイミングが具体的に書かれています。
- トライアル中にできないこと:確定申告書の提出、書類の出力(PDFのエクスポート・印刷など)、第一表以外の申告書プレビュー
- トライアルが終わって課金されるタイミング:第一表以外の申告書を確認する/書類を出力する/プランを変更する/期間終了後もそのまま使い続ける
- 上記の操作をしようとすると「プランの更新が必要です」という画面が出て、「支払う」を押すと決済が発生する
- 有料プランは、申込時に選んだ月払い/年払いの周期で自動更新される
逆に、トライアル中でも取引の仕分けや申告書の作成・入力はできます。「無料期間は記帳と申告書づくりまで、提出は有料」という切り分けで覚えておくと迷いません。トライアル中に解約すれば料金は発生しない、と公式ヘルプは明記しています。
「解約」と「退会」は別の手続き
公式ヘルプは、有料プランをやめる「解約」と、アカウントを削除する「退会」を別の手続きとして案内しています。料金を止めたいだけなら「解約」です。解約方法は決済方法で異なり、Web決済の場合はブラウザのマイページから、アプリ決済の場合はiPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playのサブスクリプション管理から手続きします。
App Storeのレビュー欄では、無料期間後に課金されたという指摘に対し、開発元が「WEB決済でのご登録の場合、App Storeからアプリを入手された場合でも、端末のサブスクリプション一覧には表示されません。また、アプリを削除(アンインストール)しても解約は完了せず、別途お手続きが必要」と回答しています。アプリを消しただけでは解約にならない点は、申込前に押さえておきたいポイントです。解約できているかは、アプリ左上のメニュー→「契約プラン」で「○月○日にキャンセル」と表示されているかで確認できます(公式ヘルプ)。
また公式ヘルプは「返金対応は受け付けておりません」としています(安心プランの追徴時返金保証は別枠の制度です)。
タックスナップの評判・口コミ|アプリストア評価と第三者サイトの状況
評判を見るときは、出所がはっきりした数字を優先するのが基本です。2026年10月13日時点で確認できた第三者評価は次のとおりです。
| 評価元 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| App Store | 4.4(評価2,910件) | iPhoneのみ対応と表示。カテゴリはファイナンス |
| Google Play | 4.0(レビュー723件) | ダウンロード数は「10万+」と表示 |
| ITreview | 点数表示なし | タックスナップの製品ページは「評価対象レビューが0件のため点数が反映されておりません」と表示(2026年9月30日時点の評価値として掲載) |
※各ストア・サイトの表示を2026年10月13日に確認。評価・件数は日々変動します。
App Storeの評価はiPhone版、Google Playの評価はAndroid版のものです。両ストアで0.4ポイントの差がありますが、端末ごとの使い勝手の差なのか、利用者層の違いなのかは公開情報からは判断できません。
公式サイトが掲げる実績表記の読み方
公式サイトには「App Store 会計アプリ1位」「アプリストア評価4.6」といった表記もあります。ただし注記を読むと、ランキングは「2026年1月17日時点、App Store ファイナンス全体7位」、評価4.6は「2025年12月16日時点・App Storeにおける評価」とされています。時点が異なるため、今日のストア表示(4.4)とずれていても矛盾ではありません。また「他会計ソフトの約4倍の速さで経費処理」という表記は、外部調査会社が12名を対象に実施した調査(2025年11月)にもとづくと注記されています。条件つきの数字として読むのが適切です。
口コミを読むときのチェックポイント
- 投稿時期を見る:アプリは頻繁に更新されます。数年前の「この機能がない」という指摘は、すでに解消されている可能性があります
- 課金トラブル系の口コミは、解約手順の話かどうかを確認する:前述のとおり「退会」「アプリ削除」と「解約」は別手続きです
- 自分の申告の種類と一致しているか:白色か青色か、事業所得か雑所得かで、必要な機能も感想も変わります
- まとめ記事のランキングは広告である場合が多い:当記事もアフィリエイトリンクを含みます。数字の出所を必ず確認してください
タックスナップの強み|「スマホだけで提出まで」できる設計
確定申告ソフトの多くはスマホアプリを用意していますが、スマホアプリで「どこまで」できるかはソフトによって大きく違います。ここがタックスナップを検討する最大の理由になります。
強み1:申告書の作成から提出までアプリ内で完結する
公式ヘルプ「スマホアプリで確定申告書を提出するには?」は、「確定申告書は、アプリの中だけで提出まで完了できます(郵送や印刷は不要です)」と案内しています。提出方法で「スマホアプリで提出(電子申告)」を選び、マイナンバーカードを読み取って送信する流れです。同ヘルプには、この方法を選ぶと青色申告の場合は青色申告特別控除65万円の対象になる旨の画面表示についても記載があります(控除の適用は他の要件も満たす必要があります)。
対比として、当サイトで確認した弥生のケースを挙げます。やよいの白色申告オンラインの使い方で整理したとおり、弥生公式のスマホアプリ紹介ページには「確定申告書、収支内訳書等の作成はWindowsもしくはMacのコンピューターで行います。本アプリでは作成できません」と明記されています(2026年8月27日確認)。つまりやよいの場合、スマホは日々の入力担当で、申告書づくりにはPCが必要です。タックスナップはこの仕上げ工程までスマホで進められる点が、設計上の大きな違いです。
強み2:仕分けの操作がシンプル
勘定科目や借方・貸方を意識せず、「事業かプライベートか」を左右のスワイプで判断していく方式です。安心プランであればAIによる丸投げ仕分けも使えます。ただしAIの判定は確認が前提です。App Storeの説明でも、タックスナップは「確定申告の作成や収支管理を支援するツール」であり、内容はユーザーが作成・編集する仕様のため「内容の保証はできません」と注意書きされています。
強み3:途中からでも乗り換えやすい
公式FAQによると、freee・マネーフォワード・弥生からのデータ移行に対応し、「年度の途中でも乗り換え可能」「移行作業は最短5分ほど」とされています。ただし公式ヘルプには、各社の仕様により取り込める項目に限りがあること、各社ソフトからのデータ出力はWeb画面からのみ可能であること、マネーフォワードからの出力にはパーソナルプラン加入が必要であることも書かれています。
強み4:安心プランの「追徴時の利用料全額返金」
安心プランには、税務調査で追徴課税が発生した場合に、その年の安心プラン利用料を全額返金する保証があります。公式に示された条件は、①追徴課税の対象年に安心プランを契約している、②対象の申告書がタックスナップからアプリ内提出されたもの(e-Tax・郵送を除く)、③提出時のリスク判定が「リスク低」、④対象年から追徴発生時まで有料プランを継続契約している、の4つをすべて満たすことです。返金されるのは追徴税額ではなく利用料である点に注意してください。
タックスナップの注意点・向かない人
注意点1:PC版がない(スマホ専用)
公式ヘルプは「2026年1月現在では、PC版はサービス提供をしておりません」と回答しています。アプリの登録・申込もスマホから行う前提です。帳簿をPCの大画面で一覧しながら確認したい人、年間の取引が非常に多い人には、操作性の面で合わない可能性があります。App Storeの表示も「iPhoneのみ対応」で、iPad向けの対応表示はありませんでした。
注意点2:対応していない申告がある
- 法人の確定申告
- 農業所得、土地建物等の譲渡所得、山林所得
- 製造業・医師の確定申告書作成
(App Storeの注意事項・公式FAQより)。副業でも、株式や不動産の売却などがある年は、そのまま全部をタックスナップで処理できるか事前に確認が必要です。
注意点3:無料期間の扱いと解約手順
前述のとおり、トライアル中でも申告書の確認・出力などに進むと有料になります。また解約は決済方法ごとに手順が異なり、アプリ削除や退会では解約になりません。申込時に「Web決済か、アプリ決済か」をメモしておくと後で迷いません。
注意点4:複雑な申告は専門家への相談も
消費税の申告やインボイス対応に公式は対応済みとしていますが、課税事業者になって取引が複雑になったり、事業規模が大きくなったりした場合は、PC型の会計ソフトや税理士への相談も含めて比較するのが現実的です。税額そのものの目安は副業の税金はいくらかのシミュレーション記事で整理しています。
タックスナップと他の確定申告ソフトの比較|マネフォ・やよい・freee
主要ソフトと並べると、タックスナップの立ち位置がはっきりします。他社の料金は当サイトが各社公式で確認した値です(確認日は表下に記載)。
| ソフト | 最安の有料プラン(税抜) | 無料の範囲 | スマホ完結度 | PC利用 |
|---|---|---|---|---|
| タックスナップ | カンタン 年11,760円(年払い980円/月) | 無料プラン(件数制限あり)/有料プランは14日間無料 | ◎ 記帳〜申告書作成〜提出までアプリ内 | PC版なし |
| マネーフォワード クラウド確定申告 | パーソナルミニ 年10,800円(900円/月) | 1ヶ月無料トライアル | ○ アプリにレシート撮影・電子申告機能あり(細かい確認はPCが扱いやすい) | 可 |
| やよいの白色申告 オンライン | ベーシック 年11,500円 | フリープランはずっと無料 | △ スマホアプリでは申告書を作成できない(PC必須) | 可(作成はPC) |
| freee会計 | 年払 11,760円〜 | 30日間無料 | ○ 公式アプリあり(対応範囲は公式で確認) | 可 |
※タックスナップ:2026年10月13日 公式確認。マネーフォワード・freee・やよい料金:2026年9月10日 各社公式で確認(当サイト調べ)。やよいのスマホアプリの記載:2026年8月27日 弥生公式で確認。いずれも変更される場合があります。
料金だけで見ると、年払いの最安ラインはマネーフォワードのパーソナルミニ、タックスナップのカンタンプラン、freeeがほぼ同じ価格帯です。白色申告でコストをかけたくないなら、やよいの白色申告オンラインのフリープラン(ずっと無料)が最有力になります。
つまり選び方の軸は「料金」よりも「どの端末で作業したいか」です。PCで帳簿を見たい人はマネーフォワードやfreee、無料で白色申告を済ませたい人はやよい、PCを使わずスマホで提出まで終えたい人はタックスナップ、という切り分けになります。マネーフォワードの詳細はマネーフォワード クラウド確定申告の評判記事、7本の横並び比較は確定申告ソフトおすすめ比較にまとめています。
▼ 「スマホで提出まで」が自分に合うか、14日間の無料期間で確かめる
無料期間中も仕分けと申告書の作成・入力はできます(提出・出力は有料)。登録はスマホアプリから。
タックスナップの始め方|登録はスマホから
タックスナップはスマホアプリ専用のサービスで、登録・申込もスマホから行います(PC版は提供なし)。公式サイトが案内している流れは次のとおりです。
- アプリを入手する:iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playから入手します(公式サイトのQRコードから遷移可能)
- 無料で開始・アカウント登録:アプリを起動して登録します
- 金融機関を連携する:事業で使う口座・クレジットカードを連携します。公式は、アカウント登録から金融機関連携までの目安を「10分〜」としています
- 業種を選ぶ:業種を選ぶと、よく使う勘定科目が設定されます(公式サイトの説明)
- 取引を仕分ける:スワイプ、または丸投げ仕分け(安心プラン)で事業・プライベートを振り分けます。現金払いはレシート撮影や手入力で登録できます
- 申告書を作成し、提出する:「確定申告」タブ→「確定申告書の提出」→「提出方法の確認」で「スマホアプリで提出(電子申告)」を選択→「提出に進む」の順(公式ヘルプ)。マイナンバーカードの読み取りは画面の案内に沿って進めます
提出時にはマイナンバーカードと、署名用電子証明書のパスワードが必要になります。e-Taxの仕組みそのものはe-Taxでの確定申告のやり方で解説しています。支払い方法はクレジットカード、Google Pay(Android)、Apple Pay(iOS)の3種類です(公式ヘルプ)。
副業の確定申告がそもそも必要かどうか、どんな書類が要るかから確認したい場合は、副業の確定申告ガイドを先に読むと全体像がつかめます。
令和8年分(2027年2〜3月提出)の確定申告でタックスナップを使う
2027年2〜3月に提出する確定申告は、2026年1〜12月の所得を対象とする「令和8年分」です。申告期間に入ってからまとめて作業する必要はありません。日々の取引の記録は年内から始められます。ここでは、令和8年分で変わる税制と、タックスナップ側の対応状況、年内にやっておきたい準備を整理します(タックスナップの情報は2026年11月3日時点で公式サイトとApp Storeを確認したものです)。
令和8年分の税制で変わること
副業をしている会社員に影響が大きいのは基礎控除の改正です。国税庁の公表内容をもとに、令和7年分と令和8年分を並べると次のとおりです。
| 合計所得金額 | 令和7年分 | 令和8年分 |
|---|---|---|
| 132万円以下 | 95万円 | 104万円 |
| 132万円超 336万円以下 | 88万円 | 104万円 |
| 336万円超 489万円以下 | 68万円 | 104万円 |
| 489万円超 655万円以下 | 63万円 | 67万円 |
| 655万円超 2,350万円以下 | 58万円 | 62万円 |
副業をしている会社員への影響は、主に次の2点です。
- 多くの人は控除が大きくなる:合計所得489万円以下なら一律104万円で、令和7年分より控除額が増えるケースが多くなります。
- 境目をまたぐと控除が下がる:副業所得が増えて合計所得が489万円や655万円を超えると、基礎控除が段階的に下がります。本業の給与に副業分を足した金額が境目の近くにある人は注意が必要です。
自分が申告の対象になりそうか、税額はどのくらいかの目安は、当サイトの副業の税金シミュレーターで確認できます。令和8年分の基礎控除に対応済みです。結果はあくまで概算なので、個別の判断は税務署や税理士にご確認ください。
タックスナップ側の対応状況
2026年11月3日時点で、公式サイトとApp Storeで確認できた内容は次のとおりです。
- 対応する申告:個人事業主の白色申告・青色申告に対応しています。農業所得と法人の申告は対象外です。
- 提出方法:マイナンバーカードを使い、アプリ内から電子申告(e-Tax)で提出できます。
- 料金:公式サイトの記載では、無料プラン(機能制限あり)、カンタンプランが年払いで月980円・月払いで月1,780円、安心プランが年払いのみで年29,800円です(いずれも税抜)。有料プランは最初の14日間が無料トライアルで、期間中はいつでも無料で解約できるとされています。なお、App Storeのアプリ内課金の表示額は公式サイトと異なる部分があるため、申し込み時には画面に表示される金額を確認してください。
令和8年分の確定申告への対応時期や新機能については、確認した範囲では公式の告知は見つかりませんでした。公式の告知を確認し次第、追記します。
年内にやっておくこと
アプリの公式機能をふまえると、年内にやっておきたいのは次の3つです。
- 銀行口座・クレジットカードを連携する:公式サイトでは1,000社以上の金融機関・サービスに対応しているとされています。連携した取引はアプリに取り込まれ、AIが勘定科目を判定します。
- レシートや決済画面を取り込む:レシートの撮影や、QR決済のスクリーンショットからの読み取りに対応しています。現金払いの経費はレシートを溜めずに、その都度取り込んでおくと年末の負担が減ります。
- 仕分けを月ごとに進める:取り込んだ取引は「スワイプ仕分け」や「丸投げ仕分け」で事業用かどうかを振り分けられます。freee・マネーフォワード・弥生などからデータを取り込む機能もあるため、ほかのソフトから乗り換える場合も年内に移しておくと安心です。
申告期限が近づく2月〜3月は、作業が集中して時間が足りなくなりがちです。令和8年分の申告に向けて、年内から少しずつ準備を進めておくことをおすすめします。
タックスナップのよくある質問(FAQ)
Q1. タックスナップは無料で使えますか?
無料プラン(0円)があり、仕分け100件・画像アップロード30件までなどの範囲で使えます。確定申告書の提出やPDF・仕訳帳のエクスポートは有料プランの機能です。カンタン・安心プランは最初の14日間が無料です(2026年10月13日 公式確認)。
Q2. タックスナップの料金はいくらですか?
税抜で、カンタンプランが年払い980円/月(年11,760円)または月払い1,780円/月、安心プランが年払い2,483円/月(年29,800円)です。公式は年商や仕分け数で金額は変わらないとしています。
Q3. パソコンでも使えますか?
使えません。公式ヘルプは「2026年1月現在では、PC版はサービス提供をしておりません」と回答しています。iPhone・Androidのスマホアプリで利用し、登録もスマホから行います。
Q4. 無料トライアル中に解約すれば料金はかかりませんか?
公式ヘルプによると、トライアル期間中に解約すれば料金は発生しません。ただし期間中でも、第一表以外の申告書の確認、書類の出力、プラン変更に進むとその時点で有料になります。また、アプリの削除や退会では解約にならないため、決済方法に応じた解約手続きが必要です。
Q5. 青色申告にも対応していますか?
個人事業主の白色申告・青色申告の両方に対応しています。農業所得がある方と法人の申告には対応していません(公式FAQ)。
Q6. freeeやマネーフォワード、弥生から乗り換えできますか?
できます。公式FAQはfreee・マネーフォワード・弥生からのデータ移行に対応し、年度の途中でも乗り換え可能としています。ただし取り込める項目には各社の仕様による限りがあり、各社ソフトからのデータ出力はWeb画面から行う必要があります。
Q7. インボイスや電子帳簿保存法には対応していますか?
公式FAQは、インボイス(消費税申告)・電子帳簿保存法のどちらにも「対応しております」と回答しています。自分の申告に必要な様式が揃うかは、無料期間中に確認するのが確実です。
Q8. タックスナップの評判はどうですか?
2026年10月13日時点で、App Storeの評価は4.4(2,910件)、Google Playは4.0(723件)です。ITreviewのタックスナップ製品ページは、評価対象レビューが0件のため点数が表示されていません。
まとめ|タックスナップは「スマホで提出まで」を優先する人の選択肢
タックスナップの評価を、公式で確認できた事実からまとめます。
- 最大の特徴:取引登録・仕分け・申告書作成・マイナンバーカードでの提出までスマホアプリ内で完結する
- 料金(税抜):カンタンプラン年11,760円(月払い1,780円/月)、安心プラン年29,800円。無料プランあり、有料プランは14日間無料
- 評判:App Store 4.4(2,910件)、Google Play 4.0(723件)。ITreviewは点数表示なし
- 注意点:PC版なし/一部の所得・業種は非対応/トライアル中でも出力・提出に進むと有料/解約は退会・アプリ削除とは別手続き
PCで帳簿を管理したい人や、無料で白色申告を済ませたい人には他のソフトのほうが合う場合があります。一方で「パソコンを開かずに確定申告を終わらせたい」という一点を重視するなら、有力な候補です。無料期間中に、自分の口座・カードが連携できるか、仕分けの操作が続けられそうかを確かめてから有料プランを判断するのが確実です。
本記事の情報源と免責について
タックスナップの料金・機能・無料トライアルの条件・対応端末・対応範囲は、株式会社タックスナップの公式サイト(taxnap.com)・公式ヘルプページ(help.taxnap.com)・App Store/Google Playの公式掲載情報を2026年10月13日に確認した内容にもとづきます。公式で確認できなかった項目は推測で埋めず「公式サイト参照」としています。料金・仕様は変更される場合があるため、申込前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
本記事は税務上の個別判断を行うものではありません。経費の判断や申告内容については、所轄の税務署や税理士にご相談ください。本記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれます。
